NES駒沢クリニックからのスタッフコラムColumn

目の下のたるみ・クマ・脂肪取りは切らずに治療できるの?気になる経過もご紹介

2022.09.30目の下のクマ・たるみ取り

ネス駒沢クリニック 医師 吉武光太郎監修

 

目の下のたるみは「老けて見える」「疲れて見える」といった印象を与えるため、改善したいと考えている方が多いお悩みの一つです。

今回は「切らずに目の下のたるみを治療できる?」「ダウンタイムなどの術後の経過が気になる」といった疑問に対してわかりやすくご紹介します。

 

目の下の切らないたるみ取りとは?

眼球は眼窩(がんか・眼球の収まる頭蓋骨のくぼみ)の中にある眼窩脂肪によって支えられていますが、加齢による下まぶたの弾力低下や、眼球を支える各種靭帯や瞼を閉じるための筋肉である眼輪筋の緊張が低下することで、眼窩脂肪が前に押し出され下まぶたにたるみが形成されます。

加齢による原因が多いですが、生まれつき眼窩脂肪が多い方や、靭帯が弱い方は加齢とは関係なくたるみができてしまうこともあります。

目の下の切らないたるみ取りは、このたるみの原因となる眼窩脂肪を除去し、目の下のたるみやふくらみをまぶたの裏側から改善する治療です。

 

施術方法:脱脂(経結膜脱脂・下眼瞼脱脂法)

脱脂手術はお顔の表面の皮膚を切らずに目の下の余分な脂肪を取り除く治療です。

お顔の表面を傷つけることはありません。局所麻酔を使用して痛みを取り除いた後は、まぶたの裏側を一か所切開し、突出している余分な脂肪を除去します。

 

まぶたの裏側を切開するのは一か所ですが、バランスよく仕上げるために脂肪は数か所に分けて少しずつ切除していきます。

皮膚表面を傷つけないため見えるところに傷跡は残りません。

また、皮膚表面に傷はできないため、抜糸はありません。

 

脱脂(経結膜脱脂)の症例

症例解説

写真は術後1週間の経過したものです。

瞼の裏(結膜)を切開し余分な脂肪を切除しました。

今回の症例では除去した脂肪を加工し、カニューレを使ってteartragh(目袋のすぐ下の凹み)に注入もしています。

術後約3ヶ月かけて手術した部位が馴染んで完成します。

 

目の下の切らないたるみ治療後の経過について

脱脂手術はお顔表面を切らずに目の下の余分な脂肪を取り除く治療ですが、お仕事などの予定を考えると「腫れが気になる」「メイクはいつから可能?」と不安や疑問に思っている方もいらっしゃると思います。

目の下の切らないたるみ取り後の経過においては、手術直後から目の周りが腫れることがありますが、1週間~10日くらいで腫れはおさまります。

一般的なダウンタイムは1週間程度ですが、完成形となるのは3か月後です。

ダウンタイムが少なく、メイクも翌日から可能ですので、仕事などのスケジュールを立てやすいのも脱脂手術のメリットです。

 

当院の目の下の切らないたるみ治療の工夫

当院でも目の下の切らないたるみ取り治療(脱脂手術)を行っています。

脱脂手術はダウンタイムが比較的少ないため手軽に受けられる治療ですが、医師の技術で仕上がりを左右するデリケートな手術でもありますので、当院の工夫やこだわりをご紹介します。

 

形成外科専門医による的確なカウンセリング

当院で診療するドクターの多くが「日本形成外科学会認定 形成外科専門医資格」を有しています。

形成外科はおもに体表面の外科として診療する科です。基幹病院などで多くの研鑽を積んできた医師がお一人おひとりの症状に合わせて丁寧に診療します。

また、痛みやダウンタイムにも最大限配慮し、治療は患者さまと確認しながらすすめていきます。

 

お顔全体のバランスを考慮したナチュラルな仕上がり

お一人おひとりのお顔全体のバランスや表情を見ながら、下まぶたのどの位置の脂肪を取れば効果的かしっかりと確認した上で治療方針を決定します。

当院の脱脂手術はある程度脂肪を除去したら、座った状態でふくらみの程度や左右のバランスを確認します。脂肪の取りすぎや取り残しを防ぎます。

 

痛みやダウンタイムを最小限にするための工夫

目元の手術は腫れや内出血などのダウンタイムを伴いますが、当院ではダウンタイムを最小限とするため、極細の注射針や極細の電気メスを使用し、丁寧に止血をしながら手術を行います。

極細の注射針を使用することで、局所麻酔時の痛みも最小限に抑えることができます。

 

脂肪注入は必要な方・ご希望の方のみに

脱脂手術直後に座って確認をします。

その際にteartraghの凹みが強い方は脂肪注入をお勧めしています。

脂肪注入は無料でやっているため、必要の方、ご希望の方にお勧めして、必要のない方、ご希望されない方には脂肪注入を無理にしていません。

 

丁寧なアフターフォロー

脱脂手術をネス駒沢クリニックで受けられた方は、検診は無料で受けていただけます。

また、公式LINEやお電話でのお問い合わせも随時承っております。

 

副作用・リスク

  • 翌日から1週間程度、目周りが腫れることがあります。
  • 目に見えるような内出血は1割くらいの方で起こります。2週間程度で黄色くなり目立たなくなります。
  • 1~2週間程度は目を動かしたときに重い痛み、1か月程度は押したときの痛みが出ることがありますが、ほとんど痛みが出ない方も多いです。
  • 出血が涙や鼻血のように後から出ることがあります。また非常にまれですが、手術部位に血が溜まり、血腫という塊になることがあります。通常は体内に少しずつ吸収されていきます。万が一、大きい場合は傷口から血腫を除去します。
  • 脂肪注入を行った場合はしこり感が残ることがありますが、他人からはわからない程度です。
  • 仕上がりの左右差、ふくらみやたるみが残る、小じわが増えることがあります。

 

料金表

下眼瞼の脂肪取り 脱脂(目の裏から) 242,000円

 

目の下の切らないたるみ取り治療はネス駒沢クリニックへ

当院ではお一人おひとりのお顔全体のバランスを考慮した治療を心がけています。

形成外科専門医がダウンタイムや術後のアフターフォローにも配慮した丁寧な手術を心がけておりますので、些細な疑問や不安もお気軽にご相談ください。

 

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