
粉瘤(アテローム)とは

粉瘤の原因
粉瘤のよくできる体の部位
粉瘤は乳幼児にはほとんど見られませんが、それ以外の世代であれば全身のどの部位にも発生し得る腫瘍です。とりわけ皮脂の分泌が盛んな部位や、衣類・下着との摩擦が多い部位に発生しやすい傾向があります。ここでは特にご相談の多い6つの部位について、当院での治療方針の違いをご紹介します。顔(頬・額・鼻まわりなど)
顔は一番人の目に触れる部位のため、傷跡を残さないことが治療の最優先事項になります。ネス駒沢クリニックでは、径2〜5mmほどの円形パンチで小さく穴を開ける「ネス式くり抜き法」を基本の術式とし、極細の縫合糸を使用します。顔の表情ジワ(皮膚割線)に沿って縫合することで、傷跡がしわに紛れ、時間が経つとほとんど分からなくなるよう配慮しています。
耳(耳たぶ・耳の後ろなど)
耳の後ろは皮脂腺が多く、独特のにおいや、ピアスホールの腫れをきっかけに受診される方が多い部位です。耳は皮膚のすぐ下が軟骨という薄い構造をしているため、耳の輪郭を変えないよう、周囲の組織を傷めずに袋を丁寧に剥離・摘出する必要があります。
あご・フェイスライン
あご周りの粉瘤は、頑固なニキビやしこりと間違われやすいのが特徴です。話す・食べるといった日常動作で皮膚が常に動く部位のため、傷が開きやすく、縫合には皮膚の深い層(真皮)からしっかりと固定する縫い方が求められます。当院では2層縫合を徹底し、傷が広がったり跡が盛り上がったりするのを防いでいます。
背中
背中の粉瘤はご自身では気づきにくく、握りこぶし大になってから来院されるケースも珍しくありません。大きな粉瘤を摘出した後は皮膚の下に大きな空間ができ、そのまま縫うと凹み(クレーター状の瘢痕)が残ることがあります。空間を丁寧に縫い縮めることで、背中の開いた服でも気にならない、平らな仕上がりを目指します。
おしり
座る動作のたびに圧力がかかり、下着との摩擦も加わるため、破裂や化膿といった急性の炎症を起こしやすい部位です。強い痛みで座れない状態の場合は、当日中の切開排膿で痛みの緩和を優先します。排泄部位に近いため、術後の感染対策や日常のケア方法についても丁寧にご説明しています。
陰部(VIOライン)
デリケートな部位のため、誰にも相談できずに長期間悩まれる方が最も多いのがこの部位です。当院ではプライバシーに配慮した個室で、手早く診察・処置を行います。皮膚が非常に薄いため、局所麻酔の打ち方や糸の太さを工夫し、痛みを最小限に抑えるよう努めています。
粉瘤の日帰り手術の流れ
炎症が起きたことがない粉瘤の治し方


過去に炎症のあった粉瘤の治し方

炎症で強い痛みがある方へ
突然真っ赤に腫れ上がった、触れるだけで飛び上がるほど痛い、気づいたら破裂して膿や血が出ていた——そんな状態でこのページに辿り着いた方も多いのではないでしょうか。まずは落ち着いてください。当院では、そうした炎症を起こした粉瘤にも、当日中に対応が可能です。 「皮膚科で相談したら、化膿が治まるまで抗生剤で様子を見ましょうと言われた」という患者様は少なくありません。ですが、すでに内部に膿が溜まって圧力がかかっている状態は、飲み薬だけではすぐには改善しないことがほとんどです。 そこで当院では、腫れている粉瘤に対しては、その場で小さく切開して膿を出し切る「切開排膿」を行い、まず痛みの原因となっている圧力を取り除きます(下記の通り、根治的な摘出手術は炎症が落ち着いてから改めてご案内しています)。 夜も眠れないほどの痛みがある、服が擦れるだけで激痛が走る、という方は、お早めにLINEやお電話にてご相談ください。粉瘤が痛い(炎症のある)場合は手術はおすすめしない


切除する流れ
STEP1

STEP2
麻酔の注射をした後に、紡錘形といってラグビーボール状に皮膚を切開します。
STEP3
粉瘤を切除した後に、2層に縫合します。30分程度の手術時間で日帰りで行います。抜糸は約1週間後に行います。
粉瘤が痛い(炎症のある)場合は手術はおすすめしない


切除する流れ
STEP1

STEP2
麻酔の注射をした後に、紡錘形といってラグビーボール状に皮膚を切開します。
STEP3
粉瘤を切除した後に、2層に縫合します。30分程度の手術時間で日帰りで行います。抜糸は約1週間後に行います。
粉瘤の手術跡の傷跡について
粉瘤を手術をする前に多くの方が気にしていることは、手術跡の傷跡が気になることです。手術の皮膚切開は基本、最も皮膚の緊張がかからない方向(RSTL)に沿って切って縫合すれば、手術跡の傷跡が目立って残ることはありません。半年から一年かけて傷跡が成熟し、手術跡の傷跡も徐々に目立たなくなっていきます。 形成外科医はRSTLを熟知しており、手術跡の傷跡が極力目立たなくするように手術することができます。 ネス駒沢クリニックでは形成外科医が保険適用の粉瘤手術を行っています。美しい仕上がりへの3つのこだわり
「傷跡が目立たない」のは、もはや粉瘤治療における最低条件です。ネス駒沢クリニックが大切にしているのは、その先にある「治療後の肌の美しさ」です。形成外科で培った技術を、保険診療の粉瘤手術にも惜しみなく取り入れています。1. 最小限の創でアプローチする「ネス式くり抜き法」
炎症を起こす前の粉瘤であれば、メスで大きく切開する代わりに、直径2〜5mmの円形のパンチ(トレパン)で小さな穴を開け、袋ごと粉瘤を摘出します。皮膚を切る範囲そのものが小さいため、周囲の組織へのダメージを最小限に抑えられ、回復も早まります。2. 死腔(空洞)を残さない2層縫合
粉瘤を取り除いた後には、皮膚の下に空洞が生まれます。ここを表面だけ縫って済ませてしまうと、皮膚が内側に引き込まれてクレーター状に陥没したり、逆に引っ張られてケロイド状に盛り上がったりすることがあります。傷跡も伸びて幅ができてしまいます。当院では表皮だけでなく、溶ける糸で真皮側からも縫い合わせる2層縫合を徹底し、表面にかかる張力をなくすことで、平らでなだらかな仕上がりを目指しています。3. 皮膚のシワの向きに沿った切開デザイン
前述の通り、形成外科医が皮膚の緊張がかからない方向(RSTL)を見極めて切開・縫合することで、傷跡が自然なシワに紛れ込むように仕上げています。粉瘤手術における世田谷区駒沢のネス駒沢クリニック形成外科・美容の特徴
形成外科専門医が手術しています。
キズとキズ跡のスペシャリストです。切る方向、皮膚の扱い方、縫い方それぞれに専門的な知識と技術を持って対応します。痛みの少ない日帰り手術
細い針で局所麻酔の注射をして、刺す時の痛みを極力少なくしています。小さい切開線で日帰り手術
取り残しがない可能な範囲で小さい切開線で手術を行います。電気メスでしっかりと止血します。
ネス駒沢クリニック形成外科・美容では電気メスを導入しているため、止血する必要がある出血は電気メスでしっかりと止血します。皮膚は真皮と表皮の2層で丁寧に縫合します。
紡錘形で切除した場合、傷跡が綺麗になるように皮膚を真皮と表皮の2層で縫合します。顔用と体用の糸を区別して使用しています。
体の部位によって、使用する糸の太さを変えます。それによりスーチャーマークという糸の縫い跡を作らなくします。粉瘤の日帰り手術費用
粉瘤手術のよくある質問
粉瘤の手術は当日できますか?
突然腫れて大きくなったのですが、切除できますか?
粉瘤が痛くて眠れないのですがどうしたらいいですか?
粉瘤で黒い塊が見えるのですがなんでしょうか?
粉瘤の治し方はどうやるのでしょうか?
粉瘤は何科に受診すればいいのでしょうか?
どのタイミングで手術がいいの?
患者様ご来院マップ

