ピコレーザー

ピコレーザーとは、シミ、そばかす、肝斑、くすみ、毛穴、にきび跡だけでなく、タトゥー除去や美肌治療目的などへの効果も期待できるレーザー治療法です。

NES駒沢クリニックでは業界世界最大手であるアメリカのサイノシュア社によって開発された「ピコシュア(Picosure)」を導入しています。

ピコシュアには以下の3つの照射モードがあり、これらを使い分けることで、肌の状態に合わせて様々な治療を行うことができます。

さらに、当院ではピコシュアの性能を活かし、下記メニューも取り扱っております。

ピコレーザー(ピコシュア)はこんな方におすすめ

  • シミ、そばかすが気になる
  • なるべく早くシミを取りたい
  • 少ない照射回数でシミを取りたい
  • ADMを薄くしたい
  • 肝斑が気になる
  • 肌のくすみや色むらが出てきた
  • 色素沈着を薄くしたい
  • 美白にしたい
  • 毛穴を小さくしたい
  • にきび跡のクレーターを改善させたい
  • 小じわを引き締めたい
  • 肌質を改善したい
  • タトゥーを除去したい

(1) ピコスポット

ピコスポットとは、シミ、そばかす等の気になるところにピンポイントで照射する方法です。
出力の強いレーザーを照射することで、衝撃波によって色素を短時間で除去します。
照射時間(パルス幅)がピコ秒と短いため、従来型のQスイッチレーザーに比べて瞬間的なパワーが強く、少ない回数でシミ取りの効果が期待できます。
またQスイッチレーザーでは反応しにくかった薄いシミにも反応しやすく、特にピコシュアは755nmという波長を使用しているため、日本人のシミ取りには非常に適したレーザーです。
肌への負担が少なく色素沈着も起こしにくいため、ダウンタイムも最小限にできます。

一般的なシミやそばかすであれば、ほとんどの場合1~3回の照射で完了します。
照射時に輪ゴムで弾かれたような痛みはありますが、冷却により緩和できます。ご希望の場合は麻酔クリームを使用することができます。

シミ取り治療の無料カウンセリングをしています。お気軽にご相談ください。

 

 

(2) ピコトーニング

ピコトーニングは、低出力のレーザーを顔全体に照射することで、肝斑やくすみを改善させる治療です。肌全体のトーンを明るくし、色ムラの改善も期待できます。

肝斑は肌への刺激で悪化するリスクがあるため、ピコスポットでの治療ができません。
ピコトーニングは弱いレーザーを繰り返し肌に当てていくため肌への負担が非常に少なく、メラニンへの吸収率の高い波長のレーザーを用いており美白効果が高いことから、肝斑の治療が可能となりました。

ピコトーニングは月1回程度の施術をおすすめしています。
照射時にチクチクしたりほてりを感じることがありますが、照射後数分で消失します。

肝斑のある方はトランサミンなどを内服しながら継続的に繰り返し治療を受けていただくことで、徐々に薄くしていきます。
ハイドロキノン・トレチノインなどの外用も併用するとより効果的です。

(3) ピコフラクショナル

ピコフラクショナルは、レーザーを細かい点状に照射し、真皮のコラーゲンやエラスチンを増加させる治療です。
肌に刺激が加わることで皮膚の自己再生機能のスイッチが入り、しわ、にきび跡、毛穴の開きに効果を発揮します。
肌質改善・肌の若返りをしたい方におすすめです。

ピコシュアのフラクショナルは皮膚にほとんど傷がつきません。
一般的に広く行われている炭酸ガスレーザーによるフラクショナル照射では、皮膚に点状の穴がたくさん開くため、かさぶたができ色素沈着も起こりやすくなります。
ピコフラクショナルは皮膚表面への負担が少なく、特にピコシュアは755nmという波長のため点状出血も起こりにくいので、従来のフラクショナルレーザーに比べてダウンタイムも軽く短いという特徴があります。

照射には多少の痛みを伴うため、麻酔クリームを使用します。
照射後は赤みが出ますが、3時間程度でかなり落着き、24時間で消失することが多いです。

ピコフラクショナルは月1回程度の照射をおすすめしています。

(4) ピコタトゥー

ピコタトゥーは、ピコレーザーでタトゥー、刺青、アートメイクの除去を行う治療です。
高出力のレーザーを照射することで、衝撃波でインクの色素を粉々に破壊します。
従来のナノ秒レーザーに比べて肌が受ける熱ダメージも軽減されているため、従来より短期間で治療ができます。
また、ピコシュアの755nmという波長により、今まで除去が難しかった緑や青などのタトゥーの除去も可能です。

ピコタトゥーは肌の状態により1~2か月に1回程度の照射をおすすめしています。
治療が完了するまでの回数は色の深さやインクの種類によって異なります。
3~10回で目立たなくなることが多いですが、10回以上の照射が必要な場合もあります。

NES駒沢クリニックでは「ピコシュア(Picosure)」を導入

ピコレーザー治療とは

ピコレーザーはピコ秒(1兆分の1秒)単位という非常に短い時間での照射ができるため、従来型のQスイッチレーザーやCO2レーザーに比べて薄いシミにも反応しやすく、痛みや皮膚のダメージを最小限に抑え、色素沈着などのリスクを減らすことができます。
当院では業界世界最大手であるアメリカのサイノシュア社によって開発されたピコシュア(Picosure)という機器を使用しています。ピコシュアはFDA(アメリカ食品医薬品局)でシミやそばかすなどの色素性病変、小じわ、にきび跡について承認を取得しています。

ピコレーザー(ピコシェア)の症例写真

しみ、しわの変化

施術前 施術1回後

ピコトーニング 1回30800円

起こり得る副作用:

痛み、赤み、熱感、色素沈着、色素脱失、毛嚢炎、水疱形成、肝斑の悪化

施術前 施術4回後

ピコトーニング 1回30800円  

起こり得る副作用:

痛み、赤み、熱感、色素沈着、色素脱失、毛嚢炎、水疱形成、肝斑の悪化

施術前 施術4回後

ピコトーニング 1回30800円

起こり得る副作用:

痛み、赤み、熱感、色素沈着、色素脱失、毛嚢炎、水疱形成、肝斑の悪化

にきび跡の変化

施術前 施術4回後

ピコフラクショナル 1回44000円

起こり得る副作用:

痛み、赤み、熱感、色素沈着、色素脱失、毛嚢炎、水疱形成、肝斑の悪化

施術前 施術2回後

ピコフラクショナル 1回44000円

起こり得る副作用:

痛み、赤み、熱感、色素沈着、色素脱失、毛嚢炎、水疱形成、肝斑の悪化

タトゥーの変化

施術前 施術3回後

ピコタトゥー 1回(1~5cm2)27500円

起こり得る副作用:

痛み、赤み、熱感、色素沈着、色素脱失、毛嚢炎、水疱形成、肝斑の悪化

 

ピコレーザーにおける当院の特徴

米国FDA認可を受けたピコシュア(PicoSure)を採用

レーザー業界世界最大手であるサイノシュア社が開発した世界初のピコレーザーであり、アメリカFDAの認可も受けているピコシュアを使用します。シミそばかすや毛穴、小じわ、にきび跡、タトゥーなど様々な症状に対応可能です。

専門医が患者様に最適な治療を診断

当院では経験豊富な形成外科専門医が患者様ひとりひとりの肌を診て、どんなレーザーが必要か判断し、患者様と相談して治療方法を選択します。治療の途中で不安なことがあれば、いつでもご相談いただけます。

ドクターから一言

ピコシュアはシミ取りだけでなく、肝斑治療や肌質改善など幅広い治療ができる機械です。ダウンタイムが短いため、レーザーが不安という方にも受けていただきやすい治療だと思います。

シミ・そばかすや毛穴、小じわなどが改善すると、見た目の印象が大きく変わります。ぜひ一度体験してみてください!

料金表

   
サービス名 部位 箇所 通常価格(税込) モニター価格(税込)
ピコスポット シミ・ソバカス ~5mm 1個につき 5,500円
6~10mm 1個につき 8,800円
11~20mm 1個につき 15,400円
ADM 1回 33,000円
顔あて放題 1回 99,000円 77,000円
2回目(初回から半年以内) 55,000円
ピコトーニング 全顔 初回トライアル 13,200円
1回 30,800円
5回 110,000円
10回 165,000円
20回 297,000円
ピコホワイトニング
(ピコスポット顔あて放題+ピコトーニング)
1 回 110,000円
ピコフラクショナル 全顔 初回トライアル 27,500円
1回 44,000円
5回 165,000円
※ 価格表示はすべて税込となります。※ 初回トライアルは初めての方のみ。

施術の流れ

1. カウンセリングを行います

カウンセラーとドクターが丁寧に診察し、お悩みに応じてご提案させていただきます。

2. カルテ記録保存用に写真をお撮りします

モニター様の契約をされない限り、外部に流出させることはございません。ご安心ください。

3. 洗顔をしていただきます

施術前にまずお顔の皮脂汚れやお化粧を落としていただきます。

4. 施術を行います

ご希望に合わせて施術を行います。
痛みを伴う治療は、施術前に麻酔クリームを塗布して時間を置きます。
ピコスポットなど、痛みが軽い治療については、適宜冷やしながら施術を行います。

5. クーリング・アフターケア

施術メニューや施術後の肌状態に合わせて、クーリングや保湿のアフターケアを行い、終了となります。

施術後の経過とリスク

ピコスポット後、1週間は炎症を抑える軟膏を塗布していただきます。基本的にテープ保護は必要ありませんが、レーザーを強めに当てた方、摩擦や日焼けが心配な方、色素沈着を起こしやすい方はテープ保護をお勧めいたします。また施術後、一時的にシミが黒くなったりかさぶたになることがあります。

ピコトーニング後は少し赤みが出ることがありますが、数時間で治まります。

ピコシュアフラクショナル後は、数時間~数日赤みが出ることがあります。ほとんどは24時間以内に治まります。

ピコタトゥー後は、照射部位に水疱やかさぶたができることがあります。1~2週間、炎症を抑える軟膏を塗布し、テープ保護をしていただきます。

起こり得る副作用:
痛み、赤み、熱感、色素沈着、色素脱失、毛嚢炎、水疱形成、肝斑の悪化

FQA

ピコレーザーのトーニングには痛みはありますか?

ピコスポットは輪ゴムで弾かれる様な、ピコトーニングはチリチリとした、ピコフラクショナルはジリジリとした痛みを感じることがあります。ピコフラクショナルは通常麻酔クリームを併用します。ピコスポットやピコトーニングは痛みに応じて冷却しながら行います。

お化粧はいつからできますか?

ピコトーニング後は当日からでもお化粧をしていただけます。
ピコフラクショナル、ピコスポット後は翌日からお化粧していただけますが、特にピコスポット後は摩擦で色素沈着が起こりやすくなるため、色味が落ち着くまではメイクや洗顔でなるべくこすらないよう、日焼け止めのみの塗布をお勧めいたします。

シミ取りレーザーは何回ぐらいで効果がありますか?

ピコスポットの場合、塗り薬や飲み薬の併用で1〜効果を感じられます。気にならなくなるまで1〜3回ほど要すこともございます。レーザーフェイシャルの場合も1回で効果を感じられます。レーザーフェイシャルの場合は月に1回の感覚で6回〜施術していくとより効果的です。

ピコレーザーで肝斑治療はできますか?

はい可能です。ピコレーザーのピコトーニングというもので肝斑を治療することができます。文献で、レーザー治療と塗り薬や飲み薬の併用した複合治療が早く肝斑を薄くするとされていますので、肝斑治療の場合は、ピコトーニング・塗り薬・飲み薬の併用を強くお勧めしています

シミ取り治療は保険適用でしょうか?

誠に申し訳ございません。美容目的なので保険適用外の治療になります。ピコスポットは1ヶ所5500円、ピコトーニングは初回13200円で施術をすることができます

記事執筆者
代表理事 吉武 光太郎

一般社団法人SMAPPY 代表理事

吉武 光太郎よしたけ こうたろう

資格・所属学会

  • 形成外科医
  • 日本形成外科学会
  • 日本美容外科学会
  • 日本褥瘡学会
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