NES駒沢クリニックからのスタッフコラムColumn

一度に複数のイボやホクロを除去できる電気焼灼って何?

2022.03.22イボ・ホクロ

ネス駒沢クリニック 医師 吉武光太郎監修

顔に大きめのホクロや複数個のホクロがある、または手足にイボがあるなどの場合、気になっている方も少なくありません。

今回は、イボやホクロの治療法、当院で行っている電気焼灼の効果や経過などをご説明します。

 

イボ・ホクロとは

イボは皮膚の一部が盛り上がってできたもので、一般的にイボといわれるウイルス性疣贅、子どもによくみられる伝染性軟属腫、加齢とともに増加する老人性疣贅などがあり、生じる部位や形によって名前も異なります。

一方、ホクロとは、正式には色素性母斑、または母斑細胞母斑といいます。

ホクロは、母斑細胞と呼ばれる色素細胞が増殖し、皮膚が隆起してホクロとなります。

生まれつきのものや年を重ねてから生じるものなどさまざまで、その多くは6mm以下の大きさです。

また、まれに悪性黒色腫の皮膚がんである場合があります。

形が左右非対称、長径が6mm以上などの特徴がある場合には、医療機関を受診し、医師から適切に診断してもらうことが大切です。

 

イボやホクロの治療法

イボやホクロの治療法として、主に以下のような方法があります。

 

手術療法

局所麻酔後、メスで切開してイボやホクロを切除し、縫合します。完全に組織を切除するため、再発の可能性は低いと考えられますが、デメリットとして傷跡が目立ちやすいことが挙げられます。

切除した組織は病理検査に提出し、良性または悪性の診断を確実に行うことが可能です。

 

炭酸ガスレーザー

局所麻酔後、炭酸ガスレーザーでホクロを削ります。完全には取り除けないため、手術療法と比較して再発のリスクが高いと考えられます。

縫合しないため、抜糸は不要ですが、良性か悪性かの診断はできません。

また、妊娠中・授乳中の方、心疾患がある方、アレルギー性体質の方など、施術が受けられない方もいます。

 

凍結療法

液体窒素を使用し、組織を壊死させて自然に脱落させることで除去します。

ウイルス性イボに対しては最も一般的な治療法です。

複数回の治療が必要で、少し痛みがあります。

 

電気焼灼

電気メスの高周波電流によって、ターゲットとなるイボやホクロを焼灼して除去します。

メラニン色素などに反応するのではなく、組織との接触によって高熱を発生させて取り除く治療法です。

皮膚が隆起して生じている脂漏性角化症や老人性疣贅、ホクロなどに適しています。

 

当院の治療

電気焼灼では、高周波電流を流し、組織との接触によって高熱を発生させ、イボやホクロを除去します。

局所麻酔をした後、患部を焼灼します。

施術後は保護テープを貼っていただきます。

施術部位の皮膚が回復するまで、1~3週間ほどかかります。

その後、数か月間赤みが残る場合があります。

 

こんな方に電気焼灼がおすすめ

  • イボやホクロが気になる
  • 首や胸まわりの細かいイボを取りたい

 

電気焼灼の経過

電気焼灼によるイボやホクロの除去の経過、効果には個人差があります。

電気焼灼した部位は一時的に凹んだ傷になります。

病変の深さにもよりますが、術後数か月かけてくぼみが盛り上がってきます。

 

電気焼灼は保険適用になる?

イボやホクロがあることによって、眼鏡がかけられない、悪性腫瘍の疑いがあるなど、生活上支障をきたすような場合には治療法によって保険適用となることがあります。

ただし、電気焼灼による治療は保険適用外となります。

電気焼灼は、気になるイボやホクロを同時に複数個除去することが可能で、傷跡が残りにくい治療法です。

 

電気焼灼治療の流れ

当院での電気焼灼による治療の流れは、以下の通りです。

 

1.診察・カウンセリング

クレンジングでメイクをしっかりと落としていただきます。

イボやホクロの診察をし、大きさや状態を確認します。

処置日の予約を行います。(当日施術可能な場合もございますのでお問合せください。)

 

2.施術

処置当日は、局所麻酔を行います。

イボやホクロの大きさ、個数によって異なりますが、5~15分程度で治療は終了します。

 

3.アフターケア

施術当日から洗顔や入浴が可能です。

患部の皮膚がふさがるまで1~2週間かかるため、それまでは保護テープを貼る処置をしていただきます。

新しい皮膚は非常に敏感で紫外線の影響を受けやすいため、テープの処置が終わった後は紫外線対策を十分に行ってください。

 

電気焼灼の副作用やリスク・ダウンタイム

電気焼灼のリスクやダウンタイムは、主に以下のようなことが考えられます。

  • ダウンタイムは1~2週間程度です。傷口がふさがるまで、傷を治すためのテープを貼ってください。
  • 施術直後は皮膚が凹んだ傷になります。傷がふさがった後も凹みが残ることがありますが、時間とともに回復していきます。
  • 患部にしばらく赤みが残ります。数か月かけて薄くなっていきます
  • 局所麻酔の注射によって内出血や腫れが生じる場合がありますが一時的です。
  • ほくろの深さによって、1回の施術で取り切れない可能性があります。
  • いぼやほくろは再発することがあります。施術後半年以内に医師が再発と判断した場合、施術料は無料で再施術させていただきます(テープ代や受診料は別途発生しますのでご了承ください)。
  • 施術当日からシャワーが可能です。
  • 施術当日から、患部以外のメイクが可能です。
  • 治療後、半年程度は日焼けに注意してください。
  • 妊娠中または授乳中の方は施術をお控えください。

 

電気焼灼の料金

当院での施術料金は、以下の通りです。

 

ホクロ・脂腺増殖症・血管腫

 

≦3mm

8,800円

3.1<〜≦5

13,200円

5.1<〜≦10

16,500円

 

イボ

 

1mm

2,200円

 

イボやホクロは、できる部位によって見た目に大きな影響を及ぼす可能性があります。

当院で行っている電気焼灼による治療は、痛みが少なく、傷跡も目立ちにくいことが特徴です。

気になるイボやホクロがある方は、まずは当院へお気軽にご相談ください。

 

診察のWEB予約はこちら

© ネス駒沢クリニック 形成外科・美容