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医療ハイフとエステハイフの違いは?それぞれのメリット・デメリットを紹介

2022.08.26医療ハイフ

NES駒沢クリニック 医師 吉武光太郎監修

 

たるみの改善やリフトアップに効果的なハイフ。

ハイフは、クリニックなどの医療機関だけでなく、エステサロンで取り扱っている場合もあり「どこで施術を受けるべき?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

今回は、医療ハイフとエステハイフの違いや、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。

 

医療ハイフとエステハイフの違いは?

 

出力

ハイフは、もともと前立腺肥大症などの治療に使用されてきた医療器具を美容医療に転用したものです。

クリニックなどの医療機関で使用される医療ハイフ機器は、肌の奥までしっかりと熱エネルギーを届けるように高い出力パワーで施術されます。

高い出力パワーで施術することで、高い効果が期待できるというメリットがありますが、適切な出力調整を行わずに施術すると火傷や神経損傷などの危険があるため、経験豊富な医療従事者による取扱いしか認められていません。

 

エステサロンで使われているハイフ機器は、医療従事者ではないエステティシャンでも施術できるよう出力が抑えられているのが特徴です。

 

効果の実感

医療ハイフは、従来のレーザー治療では届かなかった肌の奥深い部分に照射できることができます。

高密度の超音波を一点に集中させて照射することで、皮下組織とその下層の表情筋の間にあり肌の土台となるSMAS筋膜に直接はたらきかけます。

 

一方でエステハイフの出力ではSMAS筋膜までレーザーが届きにくいため、医療ハイフに比べると効果は緩やかです。

 

効果の持続期間

医療ハイフの効果は一般的には半年から1年程度効果が持続すると言われています。

エステハイフの効果は1~2か月と言われており、医療ハイフに比べると効果の持続期間が短いと言えます。

 

料金

価格は使用する機器や、照射する部位によって異なりますが、エステハイフの方が医療ハイフに比べると安価であることが多いです。

 

医療ハイフのメリットとデメリット

メリット

  • 効果を実感しやすい
  • 効果の持続期間が長い
  • 医療従事者が施術するため安全

 

デメリット

  • 痛みがある
  • 費用が高い

 

エステハイフのメリットとデメリット

 

メリット

  • 痛みが少ない
  • 費用が安い

 

デメリット

  • 効果の実感がゆるやか
  • 効果の持続期間が短い
  • 医療従事者以外が施術するため皮膚トラブルなどのリスクがある

 

効果と安全性を求めるのなら医療ハイフがおすすめ

本来ハイフは医療行為であり、医療従事者による取扱いしか認められていません。

エステサロンでは医療行為にあたらない機器の使用と低出力パワーで照射することで、医療従事者以外のスタッフでも施術できるようになっています。

エステハイフは低出力パワーで照射するため痛みが少なく、比較的リーズナブルな料金で施術ができるメリットがありますが、効果の実感は緩やかです。

また、熱傷や神経損傷などのトラブルも少なくありません。

 

医療ハイフは、高い出力パワーで照射するため、効果を実感しやすいです。

照射による痛みが不安な方の場合は、出力を調整したり、笑気麻酔を使用したりすることも可能です。

万が一皮膚トラブルが出現した場合も、医療機関であれば適切な診療、治療、アフターフォローなど安心して受けることができるため、効果と安全性を求めるのであれば医療ハイフがおすすめです。

 

当院の医療ハイフの特徴

 

形成外科専門医が最適な治療を提案

当院は「日本形成外科学会認定 形成外科専門医」がお一人おひとりのお肌の状態を丁寧に確認し、患者さまと相談しながら治療方針を決定します。

治療前や治療中の不安や疑問にも寄り添いながら、納得していただける治療を心がけています。

 

医療機関だから行える専門的な施術

医療ハイフは医療行為ですので、医療従事者のみが取り扱うことが認められています。

当院で採用している医療ハイフは、エステサロンなどで使用している機器とは異なります。

当院の医療ハイフでは、出力の調整や安全性、アフターフォローなど技術や専門知識を持った医療従事者が施術を行います。

 

2種類のカートリッジを使用

当院ではドット式とライナー(リニア)式の2つのカートリッジを使用しています。

ドット式は点で焦点を合わせてエネルギーを照射するため、一ヵ所に対してより強い効果が期待できます。

一方でライナー(リニア)式は線状に焦点を合わせるため、ドット式と比較して広範囲に照射することが可能です。

ライナー(リニア)式カートリッジは脂肪を減量して引き締めるのに向いています。

 

副作用・リスク

  • 施術後に赤みや腫れ、ほてり、内出血などを生じることがあります。
  • まれに神経損傷を生じることがあります。
  • 肌のヒリヒリ感や赤みが生じることがあります。
  • 施術直後は赤みが生じることがありますが、数時間で治まります。

 

料金表

部位 ショット数 通常価格
全顔 770 88,000円
フェイスライン 600 77,000円
300 44,000円
二重あご 300 38,500円
ほうれい線 340 46,200円
目元 110 22,000円

 

医療ハイフはNES駒沢クリニックへ

当院の医療ハイフは、専門の技術や医療知識を持った医療従事者が施術を行います。

お一人おひとりのお肌の状態を丁寧に確認し、患者さまと十分に相談しながら治療方針を決定し、出力の調整など安全性にも十分配慮しております。

アフターフォローもしっかり行っておりますので、ささいな不安や疑問もお気軽にご相談ください。

 

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