ピコトーニングのダウンタイムはどれくらい続く?経過や注意点を紹介!
2024.09.12シミ取り
ピコトーニングとは、低出力のレーザーを顔全体に照射することで、肝斑、肌のくすみ、肌のキメ、赤みなどの肌悩みにアプローチする施術です。ここではピコトーニングのダウンタイムや経過、ダウンタイム中の過ごし方、メリットや効果、施術の注意点などを紹介します。
ピコトーニングのダウンタイムについて
ピコトーニングは低出力のレーザーを使用しているため、肌へのダメージが少ない施術です。そのためダウンタイムのリスクは低く、目立ったダウンタイムはほとんどないと言われています。ただし肌状態には個人差があるため、施術中の痛み、施術後の赤みやほてり、ヒリヒリ感、色素沈着、色素脱失(白斑)、毛嚢炎、水疱などの症状が出る方もいます。
ダウンタイムの期間・経過
ピコトーニングのダウンタイム期間や症状の経過について紹介します。
施術当日
施術直後から赤みやほてり、ヒリヒリ感が出るかもしれません。ほとんどの場合は当日中におさまります。
1~2日後
赤みの残存や新しいニキビができることもあります。ほとんどの場合は時間の経過とともに少しずつおさまります。
個人差はありますが、上記以外にもごくまれに色素沈着や色素脱失、水疱などの症状が起こる方もいます。気になる症状を見つけたときには、お気軽に当院までご相談ください。
ダウンタイムの期間の過ごし方
ピコトーニングはダウンタイムの短い施術ですが、施術後は肌が敏感になってしまいます。ここではダウンタイム中の過ごし方について注意したい点を紹介します。
紫外線対策
施術後に強い紫外線を浴びてしまうと、肌はいつも以上のダメージを受けてしまいます。新しいシミが作られてしまうかもしれません。ダウンタイム中は日焼け止めクリームを塗り、日傘や帽子を使用するなど紫外線対策を心がけましょう。
保湿ケア
施術後の肌は乾燥しやすくなるため、十分な保湿をしましょう。乾燥が悪化してしまうと、ターンオーバーの乱れを引き起こし、メラニンが排出されにくくなってしまうかもしれません。アルコール成分が配合されていない化粧水や乳液には、「乾燥肌用」や「敏感肌用」などがされているため、製品の表示を確認してから十分な保湿をしましょう。
肌に刺激を与えない
摩擦や刺激は、肌に負担をかけてしまうために避けましょう。とくにスクラブ剤やピーリング作用のある洗顔料などは使わないように注意が必要です。
ピコトーニングのメリット・効果
当院ではピコシュアという機種を使用して、ピコトーニングの施術をしています。ここではピコトーニングのメリットや対応している症状、施術で期待できる効果などを紹介します。
肝斑
肝斑は外部からの刺激によって症状が悪化する場合のある皮膚疾患です。ピコトーニングはピコ秒でレーザーを照射する施術のため熱エネルギーが発生が少ないため炎症がすかないでくす。Qスイッチレーザーのようなナノ秒の照射で熱エネルギーを発生させて炎症をおこしてしまい悪化していた肝斑にも向いた施術です。
肌のハリ、毛穴の開き
ピコトーニングは真皮層にある線維芽細胞(せんいがさいぼう)を刺激して、コラーゲンやエラスチンなどの肌成分を作られやすくする働きも期待できます。そのため肌のハリが気になる方にも向いた施術です。また皮脂腺を引き締めることで皮脂の分泌を抑える働きも期待できるため、毛穴の開きが気になる方にも向いています。
シミ、そばかす、肌のくすみ
ピコシュアは黒色メラニン色素のみをターゲットとした波長755nmのレーザーを照射できます。肌に沈着したメラニン色素を破壊するため、これまで他の施術で取り切れなかったようなシミやそばかす、肌のくすみなどに効果が期待できます。
ピコトーニングの効果について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ネス駒沢クリニックの施術の特徴
形成外科医、皮膚科医、美容皮膚科医が在籍
複数の医師が在籍しているため、それぞれの専門的な知識や技術などにより、一人ひとりの肌悩みに合わせた施術をご提案いたします。
肌画像診断システム re-Beauを用いた評価
「re-Beau(レビュー)」とは、高精度な肌画像カウンセリングシステムのことです。目では見えない隠れたシミやくすみをUV画像で撮影できるという特徴があります。
当院ではこのシステムを採用しているため、医師の視診やダーモスコピー検査の所見といった主観的な情報に加えて、客観的な情報で肌状態の評価が可能です。一人ひとりの肌状態に合わせた治療のご提案や、治療前後の情報を比較した適切な出力の強さや、効果判定にも活用しています。
アクセス良好で定期的な施術を受けやすい
ピコトーニングは繰り返しの施術により、期待した効果を実感しやすくなります。効果を実感するタイミングの目安は、2〜3週間ごとの施術で受けた場合の5~10回です。当院は駒沢大学駅から徒歩1分の場所にあるため、ピコトーニングの定期的な施術も受けやすい環境です。
他の施術と併用できる
当院ではピコトーニングとエレクトロポレーションを併用できます。エレクトロポレーションとは、皮膚の表面に電気を流すことで、肌細胞の間に一時的な隙間を作り、各種成分を肌の奥へと浸透させやすくする施術です。当院では「ケアシスS」という機種を使用しています。
肌の表面には傷をつけない施術のため、施術時の痛みやダウンタイムもほとんどありません。1回で効果を実感できる方もいますが、基本的には複数回の施術が必要です。2週間に1回の頻度で4~6回の施術が目安です。
エレクトロポレーションにより、分子サイズが大きなヒアルロン酸や成長因子などの成分も肌の内部へ浸透させやすくなります。そのためピコトーニングとエレクトロポレーションを併用すると、さらに期待した効果を実感しやすくなります。
※エレクトロポレーションについてさらに詳しい情報は、治療ページをご覧ください。
施術の流れ
1. カウンセリング、診察
医師の診察で肌状態を確認してから、一人ひとりに合わせた施術をご提案いたします。
お悩みやご不安、目指したい肌状態などのご希望はお気軽にご相談ください。
2. 洗顔、クレンジング
施術の前には、安全な治療のために洗顔をお願いいたします。
メイクをしている方は、クレンジング剤でメイクを落としてから洗顔をしてください。
3. 麻酔薬の使用
痛みが不安な方は、麻酔クリームを塗布いたしますので事前にご相談ください。
4. 施術開始
アイガードを装着していただいてから、レーザーを照射いたします。施術時間は15~20分が目安です。照射時の痛みや違和感が気になったときは施術者にお知らせください。
5. 施術終了
施術後の肌状態に合わせて、クーリングや保湿のアフターケアをします。
ピコトーニングなら、ネス駒沢クリニック 形成外科・美容へ
ピコトーニングは低出力のレーザーを照射するため、ダウンタイムは2~3日と短い施術です。ただし肌状態によっては赤みやほてり、ヒリヒリ感、色素沈着、色素脱失(白斑)、毛嚢炎、水疱などの症状が出る方もいます。ダウンタイム中に気になる症状が続いているときには、当院までお気軽にご相談ください。
【ネス駒沢クリニック 形成外科・美容院長:吉武光太郎 監修】
よくある質問
Q. メイクはいつからできますか?
A.
ピコトーニングは肌に与えるダメージが少ない施術のため、施術直後からメイクができます。
Q. 痛みはありますか?
A.
施術中はチクチクとした痛みが出るかもしれません。痛みの感じ方には個人差があるため、痛みが苦手な方は別途麻酔クリームも使用可能です。痛みが不安な方は、事前にご相談ください。
Q. 1回の施術で効果はありますか?
A.
ピコトーニングは1回だけの施術で期待した効果を実感することが難しく、基本的には複数回の施術が必要です。効果を実感するタイミングの目安は、1か月ごとの施術で受けた場合の5~10回です。
費用
以下の施術は、公的医療保険が適用されない自由診療です。
ピコトーニング
全顔
初回トライアル | 13,200円(税込) |
1回 | 30,800円(税込) |
5回 | 110,000円(税込) |
10回 | 165,000円(税込) |
20回 | 297,000円(税込) |
エレクトロポレーション
スタンダードには「レナトス:ビタミンC、トラネキサム酸、ヒアルロン酸」を、プレミアムには「ペップビュー:7種類の成長因子」をそれぞれ導入成分として使用しています。
<エレクトロポレーションの単独施術>
スタンダード | 1回 | 9,900円(税込) |
プレミアム | 1回 | 16,500円(税込) |
<追加成分>
ビタミンC | 1回 | 3,300円(税込) |
トラネキサム酸 | 1回 | 3,300円(税込) |
プラセンタ | 1回 | 3,300円(税込) |
ビタミンB | 1回 | 3,300円(税込) |
<エレクトロポレーション(他の施術と併用)>
スタンダード | 1回 | 5,500円(税込) |
5回 | 22,000円(税込) |
プレミアム | 1回 | 8,800円(税込) |
5回 | 35,200円(税込) |
リスク・副作用と注意点
禁忌
「ピコトーニング」
・日焼けする予定がある方
・施術を受ける前に日焼けをしている方
・妊娠中・授乳中の方
・慢性疾患がある方
・光過敏症の方
・てんかん発作の既往歴がある方
・重度の糖尿病の方
・ケロイド体質の方
・心臓のペースメーカーを使用している方
「エレクトロポレーション」
・妊娠中または授乳中の方
・金属製のプレートやペースメーカーを使用している方
・過去3か月以内に他の美容医療を受けた方
・肌トラブルや施術部位に皮膚疾患がある方
副作用
「ピコトーニング」
痛み、赤み、熱感、色素沈着、色素脱失、毛嚢炎、水疱形成など
「エレクトロポレーション」
痛み、刺激、赤み、むくみなど
注意事項
「ピコトーニング」
・施術後の肌は敏感になっています。十分な保湿やUVクリームを塗布するなど紫外線対策をしましょう。
・肌に赤みや痛み、熱感が出るかもしれません。ほとんどの場合は数時間でおさまります。
・色素沈着、色素脱失、毛嚢炎、水疱形成がまれに起こることもあります。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。
「エレクトロポレーション」
・メイクや洗顔は施術当日から可能です。
・運動や飲酒、入浴は施術当日から可能です。
・施術中は電気の影響で、ピリピリとした刺激を感じることがあります。
・導入成分によっては、肌に赤みやむくみなどのアレルギー反応が出るかもしれません。
<ピコシュアについて>
- 未承認医薬品等(異なる目的での使用)
ピコシュアは医薬品医療機器等法において、太田母斑、異所性蒙古班の治療について承認されていますが、その他の治療については国内で承認されていません。 - 入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内の承認機器を仕入れています。 - 国内の承認医薬品の有無
国内で同程度の効能・効果で承認されている国内承認医薬品薬剤はありません。 - 諸外国における安全性などに係る情報
米国FDAにて色素性病変(シミ・肝斑等)・しわ・にきび跡に関する承認を受けています。 - 医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
<ケアシスSについて>
- 未承認医薬品等(異なる目的での使用)
当院で使用しているケアシスは、国内において未承認医療機器です。 - 入手経路等
ケアシスは、当院では医師の判断の下、国内販売代理店経由で購入しています。医学的知見のない個人輸入は推奨していません。 - 国内の承認医薬品の有無
国内で同程度の効能・効果で承認されている国内承認医薬品薬剤はありません。 - 諸外国における安全性などに係る情報
諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。 - 医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。