NES駒沢クリニックからのスタッフコラムColumn

ピコダブルの効果を悩み別に解説|シミ・毛穴・ニキビ跡

2026.05.26シミ取り

「シミやくすみ、毛穴の開きなど、複数の肌悩みを一度にケアしたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。ピコダブルとは2つのレーザー照射を組み合わせた施術で、シミだけでなく複合的な肌悩みにアプローチしたい方におすすめの方法です。

この記事では、ピコダブルがどのような肌悩みに効果的なのか、効果を実感するまでの回数や期間、ダウンタイムについて詳しく解説します。自身の肌状態に合う治療を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

ピコダブルで効果がある肌悩みとは

ピコダブルは、シミやくすみといった色の悩みと、毛穴や小じわといった肌質の悩みに同時にアプローチできるのが魅力の施術です。ここでは、肌悩みに対するピコダブルの適性と効果について解説します。ご自身の悩みに当てはまるかチェックしてみましょう。

悩みピコダブル相性(目安)補足診察で見るポイント
くすみ・トーンアップ◯(期待が持てる)乾燥・摩擦・日焼けが強い場合は、まず生活/スキンケア調整が重要になることもくすみの原因(乾燥/角質/炎症/色素)・敏感さ・普段の摩擦習慣
肝斑△〜◯(要診察)肝斑は刺激で悪化し得るため、状態によっては別アプローチ(内服/外用等)*優先する場合も肝斑かどうかの見極め・炎症/摩擦・過去のレーザー歴・出力/当て方の設計
薄いシミ・そばかす(広範囲に散在)◯(相性が合うことがある)反応はシミタイプで差が出るため、部分的にはスポット等を組み合わせるケースもシミの種類・濃さ・分布・日焼け歴・色素沈着のなりやすさ
はっきりした濃いシミ(老人性色素斑など)△(ピコダブル単体では物足りない場合がある)ピコスポット/Qスイッチ等が適することも病変の深さ/境界・肝斑混在の有無・ダウンタイム許容度
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)△(診断が重要)ADMはシミと似ていても治療が変わるため、適応を見て別施術になる場合ありADMの可能性評価(左右差/色調/部位)・既往歴・過去治療反応
炎症後色素沈着(PIH)◯〜△(炎症の落ち着き具合次第)炎症が強い時期は慎重に。まず鎮静・摩擦回避・UV対策を優先することもPIHの原因(ニキビ/摩擦/施術後)・現在の炎症・スキンケア刺激
毛穴(開き・たるみ毛穴)◯(肌質改善目的と相性が合うことがある)たるみ毛穴/皮脂/乾燥など原因で必要な組み立てが変わる毛穴タイプ(開き/たるみ/詰まり)・皮脂量・乾燥・毛穴周囲の赤み
小じわ◯(質感改善の一環として)表情ジワ主体は別治療(ボトックス等)を検討する場面も小じわのタイプ(乾燥/表情/光老化)・保湿状態・肌の薄さ
ハリ・キメ◯(継続で差が出やすい領域)日常ケア(UV/保湿/摩擦回避)とのセットで実感差が出やすい乾燥度・生活習慣・スキンケア刺激・施術後のホームケア
ニキビ跡(色素沈着・赤み/浅い凹凸)◯〜△(状態による)深い凹凸が中心の場合は、サブシジョン/ポテンツァ/ダーマペン等を検討するケースも跡の種類(赤み/色素/凹凸)・深さ・再発ニキビの有無・炎症

くすみ・トーンアップ・肝斑

トーニングの働きにより顔全体のトーンが均一になり、明るい印象になるのが期待できます。肝斑に対しても刺激を抑えつつメラニン排出を促せますが、医師による悪化リスクに配慮した慎重な出力調整が必要です。

シミ・そばかす(老人性色素斑など)・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)・炎症後色素沈着

薄いシミやそばかすの改善が期待できますが、ADMや濃いシミにはピコスポットとの併用が必要な場合があります。炎症後色素沈着は、ターンオーバーの促進により早期の改善が見込めます。

毛穴(開き・たるみ毛穴)・小じわ・ハリ・キメ・ニキビ跡

フラクショナルの働きでコラーゲン生成が促され、毛穴の開きや小じわなど肌質の改善が期待できます。ただし、深く凹んだクレーター状のニキビ跡には、ダーマペンやポテンツァといった他施術の検討が必要なケースもあります。

ピコダブルとは?

ピコダブルは、色素と肌質の両方の悩みにアプローチできる施術です。

「ピコダブル」について

ピコダブルとは、ピコ秒(1兆分の1秒)という短時間で照射するレーザーを用いた「ピコトーニング」と「ピコフラクショナル」を、同日に連続照射する治療法のことです。

ピコトーニングとピコフラクショナルの役割

トーニングはメラニン色素を細かく粉砕し、くすみや色ムラを改善します。フラクショナルは真皮層を刺激してコラーゲン生成を促し、肌質を改善します。色素と肌質の両方の悩みに同時アプローチできるのが特徴です。

ピコスポットとの違い

ピコスポットは目立つシミにピンポイントで照射し、少ない回数で改善を目指す治療です。一方、ピコダブルは顔全体に照射して肌質全体の底上げを図るため、1回だけでなく継続的な施術が必要という違いがあります。

ピコダブルの効果は「いつから・何回で」出る?

効果を実感するまでの回数は、悩みの種類によりさまざまです。一方、紫外線対策や保湿が十分でないと、効果を実感しにくくなってしまう恐れがあります。

効果の出方は悩みで違う

効果を実感するまでの回数は、悩みの種類によって異なります。肌のくすみやトーンアップは比較的早めに実感しやすい傾向にありますが、毛穴の開きや肌の凹凸改善には、複数回の施術が必要になりやすいです。

1回目〜5回目の変化目安

くすみやトーンアップは、1〜3回程度で早期に実感しやすい悩みです。毛穴やハリの改善はコラーゲン生成に時間がかかるため3〜5回以上、シミや色素沈着の改善には5〜10回ほどの継続的な施術が目安となります。

効果が出にくい・実感しづらいケース

日々の紫外線対策や保湿ケアが不十分な場合、効果が半減してしまいます。また、適応外の深いシミやクレーターには効果が出にくいため、事前の診察で肌状態を正しく見極めるのが重要です。

施術間隔の目安と通い方

施術間隔の目安は、肌質や悩みにより異なるため医師に相談しましょう。シミのケアや、毛穴・小じわなどの根本的な肌質改善を目指す場合は、1カ月に1回程度のペースで5回ほど継続するのがおすすめの目安です。

痛み・ダウンタイム・副作用と過ごし方

痛み・ダウンタイムには、個人差があります。メイクは翌日から可能ですが、入浴や運動などは控えましょう。

ダウンタイムで起こりやすい反応

個人差はありますが、照射直後は赤みや熱感が出ることが多く、通常は数時間〜2、3日で落ち着きます。副作用として、痛み、赤み、熱感、色素沈着、色素脱失、毛嚢炎、水疱形成などが起こる可能性もありますが、従来機よりカサブタになりにくいのが特徴です。

メイク・洗顔・入浴・運動はいつから?

洗顔は当日から、メイクは翌日から可能です。ただし、入浴や運動など血行が良くなる行為は、赤みや腫れを長引かせる原因となるため、当日は控え、翌日以降から肌の様子を見て再開するようにしてください。

施術前後のNG行動

施術前後の日焼けは絶対NGです。施術後は、サウナや激しい運動、飲酒など過度に身体を温める行動は控えてください。また、施術部位へのマッサージや、強く擦るなどの摩擦ダメージを与えないよう注意しましょう。

他施術との比較

ピコダブルは複数の悩みを一度に効率よくケアしますが、単体治療は特定の悩みに特化してアプローチします。

ピコトーニング・ピコフラクショナル・ピコスポットなどピコ単体治療

単体治療は特定の悩みに特化してアプローチします。

一方、ピコダブルはトーニングとフラクショナルを組み合わせるため、シミ・毛穴など複数の悩みを一度に効率よくケアできる、時短に適した治療です。

IPL(光治療)

IPLは、広範囲の肌悩みを優しく改善する光治療です。ダウンタイムが少ないメリットがありますが、肝斑に照射すると悪化するリスクがあるため、肝斑混在肌の場合はピコダブル(トーニング)の方が適しています。

Qスイッチレーザー

Qスイッチレーザーはナノ秒で熱破壊を起こしシミを取ります。ピコ秒で色素を砕くピコレーザーと比べると、熱による肌へのダメージが大きく、施術後の炎症後色素沈着(PIH)のリスクがやや高い傾向にあります。

ネス駒沢クリニックのピコダブル治療の特徴

当院では、形成外科専門医らが正確に肌を診断し、一人ひとりの肌状態に合わせて機器の出力を細かく調整します。米国FDA承認のサイノシュア社によるピコシュア(PicoSure)を使用し、顔全体にはピコトーニング、その後ピコフラクショナルというように丁寧にダブル照射します。

料金

ピコダブルの料金は、以下のとおりです。

施術名料金
ピコダブル(ピコトーニング+ピコフラクショナル)トライアル 35,200円
1回 53,800円
5回 176,000円

上記の他に、初回にカウンセリング料(1,980円)、施術時に麻酔代(3,300円)が必要です。

よくある質問

Q. ピコダブルとピコシュアの違いは何ですか?

ピコシュアとは医療機器(レーザーマシン)の名前で、米国サイノシュア社が開発した世界初のピコ秒レーザー機器です。当院でも導入しています。

一方、ピコダブルとは、このピコシュアを使ったピコトーニングとピコフラクショナルを組み合わせた施術メニュー(照射方法)の名前を指します。

Q. 肝斑があってもピコダブルは受けられますか?悪化しませんか?

施術可能です。低出力でメラニンを排出するトーニングは肝斑治療に有効ですが、フラクショナルの熱で悪化するリスクもゼロではありません。

そのため、医師が肝斑の状態を正確に診断し、出力をマイルドにする、または肝斑部分だけフラクショナルを避けるなど、オーダーメイドの照射で対応いたします。

ピコダブルの効果について興味のある方は、ネス駒沢クリニック形成外科・美容へ

ピコダブルは、色素と肌質の両方の悩みにアプローチできる施術です。効果を実感するまでの回数は悩みの種類によりさまざまですが、副作用も含め、医師に相談しましょう。

当院では、形成外科医の専門的な視点で丁寧に診察し、ご希望をお伺いした上で最適な治療法をご提案します。まずはカウンセリングで、お気軽にあなたのお悩みをお聞かせください。

【ネス駒沢クリニック 形成外科・美容 院長:吉武光太郎 監修】

<ピコシュアについて>
・未承認医薬品等(異なる目的での使用) 
ピコシュアは医薬品医療機器等法において、太田母斑、異所性蒙古班の治療について承認されていますが、その他の治療については国内で承認されていません。
・入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内の承認機器を仕入れています。
・国内の承認医薬品の有無
国内で同程度の効能・効果で承認されている国内承認医薬品薬剤はありません。
・諸外国における安全性などに係る情報
米国FDAにて色素性病変(シミ・肝斑等)・しわ・にきび跡に関する承認を受けています。
・医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

本院情報

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