ネス駒沢クリニックからのスタッフコラムColumn

ハムラ法とは?後悔しないための全知識|メリット・デメリット・脱脂との違いを専門医が解説

2026.02.11目の下のクマ・たるみ取り

目の下のクマやたるみは、「疲れて見える」「老けたと言われる」など、第一印象を大きく左右するため、根本的な治療を探し始めた方も多いのではないでしょうか。

クマ治療として注目されているのが、「ハムラ法」です。ただ、 「脱脂とどう違う?」 「本当に自分に必要?」 「やりすぎて後悔しない?」などの疑問を抱えている方も多いでしょう。

この記事では、ハムラ法の仕組みやメリット・デメリット、脱脂との違い、そして自分に合う治療の見極め方を専門医の視点で解説します。

後悔しないクマ治療のために、ハムラ法での治療が気になっている方は最後までお読みください。

ハムラ法とは?眼窩脂肪を捨てないクマ治療

ハムラ法は、「目の下の脂肪を再配置する手術」です。脱脂手術では、クマやたるみの原因となる余分な脂肪を取り除いてしまいますが、ハムラ法ではその脂肪を捨てずに、くぼみに移動させて再利用するのが大きな特徴です。

具体的には、目の下にある「ティアトラフ」と呼ばれるくぼみの部分を丁寧に剥がし、ふくらみの原因となっている脂肪をその下に移動させます。これにより、目の下のふくらみとくぼみを同時に改善することができます。

脂肪を再配置するこの方法は、単に脂肪を取るだけの手術と比べて、クマやたるみの再発が少ないという報告もあります。

「表ハムラ」と「裏ハムラ」の違い

ハムラ法には、切開する場所によって表ハムラと裏ハムラの2種類があります。

【表ハムラと裏ハムラの違い】

表ハムラ法(切開ハムラ)裏ハムラ法
切開部位まつ毛の下まぶたの裏側(結膜)
向いている人たるみが強い人向け皮膚のたるみが少ない人向け
メリット余分な皮膚を切除できる傷跡が見えない、涙袋へのダメージが少ない
デメリット外反(眼瞼外反)リスク皮膚のたるみが取れない

一般的に、皮膚側を切るものを「ハムラ法(表ハムラ)」、まぶたの裏側から行うものを「裏ハムラ(経結膜的眼窩脂肪移動術)」と呼び分けています。表ハムラの特徴は、余分な皮膚も同時に切除できる点です。

そのため、皮膚のたるみが強い方には表ハムラが適していますが、傷跡やダウンタイムを気にする方、たるみが少ない方には裏ハムラが選ばれる傾向にあります。

脱脂で十分?ハムラ法が必要?後悔しない判断基準

「ハムラ法の方が高度な手術だから良い」とは限りません。

ハムラ法は優れた術式ですが、体への負担も大きいため、症状によっては過剰医療になる可能性があり、脱脂で十分なケースも多々あります。

最終的には、医師が骨格と脂肪量のバランスを見極めて判断する必要があります。

脱脂(経結膜脱脂)が向いている方

  • 20〜40代で皮膚にハリがある方
  • 影クマの原因が脂肪のふくらみ(とその影)のみの方
  • 目の下のくぼみがほとんどなく、単純に脂肪が出っ張っているだけの方
  • ダウンタイムを最小限にしたい方

脱脂手術では、まぶたの裏側(結膜)から脂肪を取り出すため、皮膚を切らずに済みます。
そのため、腫れが少なく傷跡も残らないのがメリットです。

ハムラ法が向いている方

  • 目の下のくぼみ(ゴルゴライン付近)が深い方(脱脂だけだとくぼみが悪化し、影クマが消えないリスクがある)
  • たるみが強い方
  • 脱脂によるボリュームダウンで、シワが増える懸念がある方
  • 目元の構造が加齢で大きく変化している方

ハムラ法では、脂肪を取り除くのではなく、くぼんだ部分へ移動させて再配置します。

そのため、ふくらみとくぼみを同時に解消できるのが最大の特長です。ただし、皮膚を切開する必要があるためダウンタイムが長くなりやすく、術後の腫れも強めになります。

脱脂 vs ハムラ法|ダウンタイム・費用・リスクの比較

それぞれの治療には特徴があります。ダウンタイムや費用、リスクを比較してみましょう。

【脱脂とハムラ法の比較】

脱脂表ハムラ裏ハムラ
施術時間30分〜1時間30分1〜2時間1〜2時間
ダウンタイム数日〜1週間2週間〜1カ月1〜2週間
抜糸1週間後1週間後なし
費用まぶたの裏側から242,000円(モニター価格:198,000円)皮膚側から396,000円(モニター価格:352,000円)
※税込価格
496,000円(税込)
リスク凹み過ぎ、小ジワの増加、左右差が生じるリスク腫れ、内出血、外反腫れ、内出血
仕事復帰の目安3日〜1週間程度2〜3週間ほど
メイク再開の時期翌日創部以外は翌日
完成形となる時期3~6か月後3~6か月後
持続性長期的再発リスク低い半永久的

脱脂、ハムラ法による治療は、いずれも自由診療です。価格はすべて税込表示になっています。

脱脂の術後の経過

脱脂の場合、翌日から4日間程度は目周りが腫れることがあります。内出血は全体の約1割の方に見られ、1週間程度で黄色くなり目立たなくなります。

痛みについては、1~2週間程度は目を動かすと重い痛みを感じ、1か月程度は押したときに痛むことがありますが、全く痛みが出ない方も多いです。

まれに、涙に血が混じったように後から出血することもあります。リスクとして、仕上がりの左右差、ふくらみやたるみの残り、小じわが増える可能性も挙げられます。

ハムラ法の術後の経過

ハムラ法は、裏ハムラであれば抜糸はありませんが、表ハムラは1週間後に抜糸が必要です。腫れは2週間程度続き、目を動かした時の重い痛みや押した時の痛みは1カ月程度続くことがあります。

また、仕上がりの左右差や、ふくらみ・たるみ・ティアトラフ(ゴルゴライン)が残る可能性もあります。特に小じわについては、術前より少し増えるケースがあることを理解しておく必要があります。

脱脂とハムラ法についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

ネス駒沢クリニックのクマ治療の特徴

当院では、「脱脂でいいのか、ハムラが必要か」を見極めるカウンセリングを何よりも重視しています。自己判断が難しい目の下の構造を分析し、複雑な手技であるハムラ法にも対応できる専門医が、責任を持って執刀いたします。

当院の症例

施術内容・脱脂:242,000円(税込)・脂肪注入(追加料金なし)
脱脂のリスク出血、疼痛、内出血、血腫、内反、膨らみの残存、teartraghの顕在化など
施術内容・脱脂:242,000円(税込)・脂肪注入(追加料金なし)
脱脂のリスク出血、疼痛、内出血、血腫、内反、膨らみの残存、teartraghの顕在化など
施術内容・脱脂:242,000円(税込)・脂肪注入(追加料金なし)
脱脂のリスク出血、疼痛、内出血、血腫、内反、膨らみの残存、teartraghの顕在化など

費用

以下のクマ取り治療は自由診療です。

手術内容通常価格モニター価格
下眼瞼のクマ取り・たるみ取りまぶたの裏側からの脱脂242,000円(税込)198,000円(税込)
下眼瞼のたるみ取り+脱脂皮膚側からの脱脂396,000円(税込)352,000円(税込)
ハムラ裏ハムラ・表ハムラ496,000円(税込)
ミッドチームリフト220,000円(税込)
上記施術料に加え他院修正+55,000円(税込)
笑気麻酔5,500円(税込)
吉武医師指名料55,000円(税込)
院長以外指名料費用はかかりません
脱脂注入0円(無料)

よくある質問

脱脂と裏ハムラ、どっちがいいの?

骨格、脂肪量、凹み、皮膚のたるみなどによって適切な方法が異なるため、一概には言えません。

一般的に、裏ハムラは凹凸修正に向いており、脱脂はダウンタイムを短縮できますが、たるみ具合によっては脱脂だけでは不十分なこともあります。最終的には医師の診断が必要です。

ハムラ法でクマは取れますか?

はい。ハムラ法は、目の下のふくらみ(目袋)の原因となる眼窩脂肪を除去せず、くぼみ部分に移動・再利用することで、たるみとクマを根本的に解消する施術です。表ハムラ法と裏ハムラ法の2種類があります 。

目の下のたるみやクマでハムラ法を検討中の方は、ネス駒沢クリニック 形成外科・皮膚科・美容へ

目の下のクマ・たるみ治療は、「ハムラ法がいい」「脱脂がいい」と手術名で選ぶものではありません。

重要なのは、骨格や眼窩脂肪の量と位置、皮膚のたるみ具合といった目元全体のバランスを正しく見極めることです。脱脂で十分な方もいれば、脱脂だけではくぼみが強調され、ハムラ法が必要なケースもあります。

ネス駒沢クリニックでは、脱脂・裏ハムラ・表ハムラすべてに対応できる専門医が、脱脂で足りるのか、ハムラ法が必要なのかを冷静に見極めたうえで、 一人ひとりに合った治療をご提案しています。

「自分はどの治療が合うのか分からない」「やりすぎて後悔したくない」そんな方はぜひ一度当院にご相談ください。

参照文献

Lower blepharoplasty with capsulopalpebral fascia hernia repair for palpebral bags: a long-term prospective study

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