NES駒沢クリニックからのスタッフコラムColumn

手術する前に粉瘤の手術の痛みが気になるあなたへ

2023.06.17粉瘤の治療

手術のイメージ画像

ネス駒沢クリニック 医師 吉武光太郎監修

粉瘤とは?

粉瘤は毛穴のなかの皮膚の一部が異常に成長し、膜の内側にあかをためることで腫瘤(こぶ)を形成する良性の病気です。誰にでも、頭の先から足の先までどこでも起こり得るできものになります。どこかのタイミングで炎症を起こし、痛く腫れ上がることがあります。そして大きさは無限に拡大していきますので、気づいた時点で取るのがおすすめです。

粉瘤の治療法は手術(切除術・くり抜き法)で治療できるとわかっていても、痛みが怖くて踏み出せないものです。

そこで、自身も粉瘤の手術を受けたことがある院長が痛みについて詳しく解説します。

手術の時に痛くないのか気になる

手術中は麻酔の注射をするので痛みはありません。しかし、術中の痛みを取るための麻酔の注射がどうしても痛みがあります。

ネス駒沢クリニックでは麻酔の注射による痛みへの配慮を行なっています。具体的には。27Gや30Gといった細い針を使用して極力痛みが少なくなるようにしています。

手術の後に痛みがあるのか気になる

傷の断面(創縁)がしっかりと合わせて縫合されていれば、痛みは少ないです。

念のため、術後は痛み止めを処方しています。しかし、処方しても痛み止めを飲まない方が9割ほどです。通常、術後の痛みはそのぐらいになります。

院長の経験ですと、手術した部位に触れたり突っ張ると少し痛むぐらいで、触れなければ痛みはありませんでした。

 

ネス駒沢クリニックでは、創縁を丁寧に合わせて縫合していますので、術後の痛みは最小限に抑えられます。

ネス駒沢クリニックでは粉瘤の丁寧な治療を行なっています

ネス駒沢クリニックでは手術技術に長けた形成外科医が保険適用で粉瘤の手術を行なっています。痛みは最小限に、傷跡は目立たないように気を配りながら治療をしています。

 

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よくあるご質問

Q 粉瘤の手術は痛い?

麻酔の注射をするので、術中の痛みはありません。麻酔の注射をする際にだけ痛みがありますが、痛みが最小限になるように工夫をしています。

Q 粉瘤は何科に受診すればいいの?

粉瘤の手術は形成外科に受診をしましょう。形成外科はできものの切除手術を丁寧に綺麗にすることができます。

Q 粉瘤の治し方は?

粉瘤の治し方は、保険適用の切除手術です。本体の膜ごと手術でとってくると再発したり、大きくなることがなくなります。

Q 粉瘤が痛い場合は?

手術の前に炎症が起きて痛いことがあります。炎症が起きて大きく腫れ上がって痛い場合は、切除術ではなく切開排膿という膿を出す処置をする必要があります。膿が出ると痛みは徐々に引いていきます。

 

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