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医療ハイフの効果はいつまで持続する?おすすめの頻度やタイミングについて

2022.07.27医療ハイフ

ネス駒沢クリニック 医師 吉武光太郎監修

 

医療ハイフは、たるみの改善や、リフトアップに効果的な治療です。

ここでは、医療ハイフの期待できる効果や、効果の持続期間、効果的な施術頻度、ダウンタイムの有無などについて詳しくご紹介します。

 

医療ハイフによる効果の持続期間は?

医療ハイフは施術後すぐに肌のハリを実感される方もいますが、多くの人は施術を受けた1、2か月後に徐々に効果を実感されます。

一般的には半年から1年程度効果が持続します。

 

また、医療ハイフ施術後はコラーゲンの生成が活発になり、肌の弾力やハリのアップも期待できます。

その効果は1~3ヶ月ほど持続するため、施術を受けるタイミングとしては、大切な予定がある1か月前がおすすめです。

照射後1か月はコラーゲンの生成が活発になっているため、施術の効果を実感しやすいと思います。

 

医療ハイフの効果を持続的に実感したい場合は、半年に1回ペースでの治療が適しています。

効果の持続性には個人差があるため、医師と肌の状態を確認しながら、施術のスケジュールを決めましょう。

 

医療ハイフはどんな治療?

医療ハイフは、顔のたるみの改善や、気になる部分のリフトアップが期待できる治療です。

肌は、外側から表皮や真皮など何層にも分かれていますが、皮膚をささえる土台となる皮膚の深いところにある表在性筋膜のSMAS筋膜がゆるむことでたるみの原因を引き起こします。

 

SMAS筋膜は、皮膚の深い層にあるため、日常のケアだけでは改善が難しく、フェイスリフトなどの外科手術を行わないと改善が難しいと言われていました。

しかし、医療ハイフは従来のレーザーや高周波では届かなかった皮膚の深い層にあるSMAS筋膜にピンポイントに直接働きかけることができ、皮膚を支える土台になる深層をしっかりと引締め、リフトアップ効果が期待できます。

 

医療ハイフの仕組み

虫メガネで太陽の光を集め、ピンポイントで一部分のみを高温にする原理をイメージするとわかりやすいかもしれません。

医療ハイフは、従来のレーザー治療では届かなかった肌の深い部分に照射できることが特徴で、皮下組織とその下層の表情筋の間にあり肌の土台となるSMAS筋膜に直接はたらきかけ、高密度の超音波を一点に集中させて照射します。

 

皮膚の表面には熱エネルギーがあたらないため、火傷やダウンタイムの心配はほとんどありません。

高密度の超音波を照射することで、お肉を焼くと縮むように熱エネルギーによってSMAS筋膜が縮みます。

このような原理で、皮膚を支える土台となるSMAS筋膜のゆるみが引き締まり、リフトアップ効果が期待できるのです。

 

医療ハイフが適している人は?

医療ハイフは以下のようなお悩みをお持ちの方に向いている治療です。

  • 頬のたるみが気になる
  • フェイスラインのもたつきが気になる
  • ほうれい線やマリオネットラインが気になる
  • 小じわが気になる
  • 肌のハリがなくなってきた
  • 二重あごを改善したい
  • リフトアップして小顔になりたい
  • ダウンタイムのある手術はしたくない

 

医療ハイフは痛い?ダウンタイムはある?

感じ方には個人差がありますが、医療ハイフは照射部位によってチクチクしたり、骨に響く感じがしたり痛みを感じることがあります。

痛みが不安な方の場合は、出力を調整したり、笑気麻酔を使用したりすることも可能です。

医療ハイフはメスを使用しないため施術部位に傷跡が残ることもありませんし、ダウンタイムもほとんどありません。施術直後からメイクをしてお帰りいただけます。

 

ネス駒沢クリニックの医療ハイフの特徴

 

形成外科専門医がお一人おひとりの肌の状態を診断

当院は「日本形成外科学会認定 形成外科専門医」が患者さまお一人おひとりのお悩みや、お肌の状態をしっかり確認し、相談しながら治療方針を決定します。

不安や疑問をいつでも相談できる環境を整え、納得していただける治療を心がけています。

 

医療機関だから行える専門的な施術

当院で採用している医療ハイフは、エステサロンや整骨院などで使用している機器とは異なります。

医療ハイフは超音波を皮下組織やSMAS筋膜に照射して熱変性を生じさせるため、出力の調整や安全性、アフターフォローなど施術者の技術や専門知識が必要となる施術です。

医療ハイフは医療行為として行われるため、医療従事者のみが施術を行える治療です。

 

2種類のカートリッジを使用

当院ではドット式とライナー(リニア)式の2つのカートリッジを使用しています。

ドット式は点で焦点を合わせてエネルギーを照射するため、一ヵ所に対してより強い効果が期待できます。

一方でライナー(リニア)式は線状に焦点を合わせるため、ドット式と比較して広範囲に照射することが可能です。

ライナー(リニア)式カートリッジは脂肪を減量して引き締めるのに向いています。

 

副作用・リスク

  • 施術後に赤みや腫れ、ほてり、内出血などを生じることがあります。
  • まれに神経損傷を生じることがあります。
  • 肌のヒリヒリ感や赤みが生じることがあります。
  • 施術直後は赤みが生じることがありますが、数時間で治まります。

 

料金表

部位 ショット数 通常価格
全顔 770

88,000円

フェイスライン 600 77,000円
300 44,000円
二重あご 300 38,500円
ほうれい線 340 46,200円
目元 110 22,000円

 

医療ハイフはネス駒沢クリニックへ

医療ハイフはダウンタイムがほとんどなく、肌のたるみやリフトアップなどお肌のお悩みの改善が期待できる治療です。

定期的に治療を受けることで将来的なたるみの予防にもつながりますので、気になるたるみやお肌のお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。

 

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