そろそろ、毛穴の黒ずみとおさらばしたい。おすすめの除去方法は?
2022.04.14毛穴・美肌
毛穴の黒ずみはメイクでも隠しきれず、鏡を見るのが憂鬱になるという方もいるかもしれません。
今回は、毛穴が黒ずむ原因や毛穴ケアのNG方法、正しいセルフケア、当院の施術をご説明します。
毛穴に黒ずみができる原因
毛穴に黒ずみができる原因として、主に以下のようなことが考えられます。
角栓
メイク汚れや過剰に分泌された皮脂、古い角質などが混ざり合うことで角栓ができます。
角栓は長時間排出されずに酸化することで黒っぽくなります。
毛穴を触るとザラザラしていることが特徴です。
また角栓が毛穴に詰まっていると皮脂が溜まり、毛穴が開くことでさらに黒ずみが目立つようになると考えられます。
メラニンの色素沈着
過剰に分泌された皮脂やニキビ、毛穴パックのやりすぎなどの刺激によって、毛穴まわりに炎症が生じます。
毛穴まわりの皮膚がリング状に黒ずんでいる状態です。
メラノサイトが活性化されることにより、メラニンが蓄積されて毛穴の黒ずみとなって現れると考えられます。
毛穴ケアのNG方法
毛穴ケアでやってはいけないNG方法には、主に以下のようなことが考えられます。
角栓を無理に指で押し出す
爪や市販の専用器具などで皮膚を強く押して角栓を押し出すことは、毛穴のまわりにある皮膚へのダメージにつながります。
摩擦によって皮膚のダメージや炎症を引き起こす場合もあるため、絶対に避けましょう。
はがすタイプの毛穴パックを過剰に使用する
毛穴パックをやりすぎると、角栓だけでなく、角質も剥がすことになり、肌へのダメージにつながる恐れがあります。
毛穴パックは説明書に記載されている使用方法、頻度を守って使いましょう。
洗顔やクレンジングでゴシゴシ洗いをする
洗顔やクレンジングは、顔に付着しているホコリやメイク汚れなどを洗い流すことが目的です。
肌をゴシゴシ強く洗うと、肌へのダメージにつながります。
また本来必要となる皮脂も落としてしまうため、肌が乾燥する原因になると考えられます。
毛穴の黒ずみの改善方法
毛穴の黒ずみを改善するためには、毎日のスキンケアや生活習慣が大切です。
クレンジング
メイク汚れには、洗顔では落ちない油分なども含まれているため、しっかり洗い流すことが大切です。
またクレンジング前にはホットタオルで肌を温めることで毛穴が緩み、毛穴の黒ずみの原因とされる角栓も柔らかくなって除去しやすくなると考えられます。
タオルを水で十分に濡らして絞り、500wの電子レンジで1分程度温めましょう。
またクレンジングの量が少ない場合、肌への摩擦となるほか、メイク汚れが十分に落としきれず、肌に残って毛穴づまりの原因になることがあります。
クレンジングの際は、適切な量を使用してください。
クレンジングにはオイル、クリーム、ジェルなどの種類がありますが、角栓を除去するためには洗浄力の高いオイルかクリームタイプの使用がよいとされています。
洗顔
洗顔前は手をよく洗って余計な油分を流し、清潔な状態にしてください。
洗顔料は専用のネットなどで十分に泡立て、肌の上で泡をクルクルと転がすように優しく洗いましょう。
毛穴の汚れや黒ずみを取るためにゴシゴシ強く洗うと肌が傷つき、ダメージにつながります。
優しく洗い、人肌くらいの温度で十分にすすぎましょう。
保湿
ターンオーバーの低下を防ぐため、肌の乾燥を予防することが大切です。
特に気になる部分には化粧水の重ねづけをするなどしてしっかり保湿し、化粧水の後は水分の蒸発を防ぐために乳液やクリームをつけましょう。
ベタつきが気になるという方は、さっぱりとしたタイプのものを使用する、Tゾーンなど気になる部分にだけつけるなど工夫しましょう。
生活習慣
食事
糖質と脂質は皮脂の過剰分泌につながるため、脂っこいものやスイーツなどは食べ過ぎに注意してください。
また特に皮脂分泌を調節するビタミンB6、ターンオーバーを整えるビタミンA、酸化を防ぐビタミンEを中心に栄養バランスのとれた食事をするとよいでしょう。
ビタミンB6は、鮭やバナナ、ささみなどに豊富に含まれ、トマトやかぼちゃ、ほうれん草などに含まれるβカロテンから体内でビタミンAに変換されます。
ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類に多く含まれるほか、モロヘイヤやツナ缶、卵黄にも含まれています。
運動
運動不足や冷えは、ターンオーバーの低下につながります。
運動をする時間を取ることが難しい方は、日頃からエレベーターではなく階段を使う、通勤途中で一駅分歩くなど、できることから始めてみましょう。
睡眠
就寝1時間前から照明を暗くする、スマホやパソコンを使用しないなど、眠るための環境づくりが大切です。
また朝起きたら太陽を浴びて体内時計をリセットしましょう。
太陽の光を浴びるとセロトニンの分泌が活性化され、夕方から夜にかけてメラトニンが分泌されることで眠くなるといわれています。
当院での施術
当院ではアクアピーリングという施術を行っています。
アクアピーリングとは、ハイドラジェントルと同等の効果のある機械で、特殊な形状のチップによる水流と2種類の薬液、美容成分を含んだ保湿剤の塗布により、クレンジング・ピーリング・美容液導入の3つのケアを同時に行える治療です。
ハイドラフェイシャルによる治療とも似ています。
従来のピーリングは効果が高くなるにしたがって、肌への刺激が強くなっていました。
しかしアクアピーリングはスパイラル状のチップが微細で均等な水流を生み出し、水流に薬液を流して肌に放出することで肌へのダメージが少なくなっています。
また薬液を吸い上げる力で毛穴の汚れや角栓や余分な皮脂も除去できるので、ダウンタイムもほとんどなく、毛穴の汚れや角質・角栓の除去、ニキビの改善などにより、透明感のある美肌に導きます。
アクアピーリングで期待できる効果
アクアピーリングは、主に以下のような症状に効果が期待できます。
毛穴の黒ずみや汚れ、ニキビの改善
古い角質や角栓などの毛穴の汚れは、さまざまな肌トラブルの原因になることが知られています。
アクアピーリングは皮膚表面の古い角質を除去し、肌のキメを整え、肌のごわつきを改善します。
また毛穴の黒ずみや汚れを取り除くことでニキビや毛穴の開きにも効果が期待できます。
肌のハリ、ツヤの改善
アクアピーリングではコラーゲンの生成が促進され、肌のくすみを改善し、肌のハリやツヤ感のアップに効果が期待できます。
また血行が促進され、むくみの改善にもつながると考えられます。
小じわ、たるみの改善
古い角質や汚れは小じわの原因になるといわれています。
アクアピーリングは角質や皮脂など、毛穴の汚れを落とした後に美容成分を肌に浸透させるため、より効果が実感しやすいと考えられます。
また施術による血行促進により、たるみやむくみの改善も期待できます。
施術後の経過とリスク
アクアピーリングはダウンタイムがほとんどありません。
3週間~4週間に1度、継続的に施術を受けていただくことをおすすめします。
施術中に肌のヒリヒリ感を覚える方がいます。
また治療後は、まれに肌の乾燥や赤み、かゆみ、むくみ、ニキビの悪化などが起こる可能性があります。
通常は1~3日以内に治まります。
- 施術前後にカミソリによるお手入れ、洗顔ブラシ、スクラブ入りの洗顔はお控えください。
- トレチノインやレチノール、ピーリング剤などは施術1週間前から使用を中止し、施術後は症状が落ち着き、1週間経過してから使用を再開してください。
- 施術部位に傷やニキビがある場合、ピーリング剤がしみる可能性があります。
- 施術後、まれに古い角質が剥けることがあります。
- 施術後は十分な保湿と紫外線対策をしてください。
- メイクは当日から可能です。
- 施術部位への刺激は避けましょう。
以下に該当する方は、必ず施術前にご相談ください。
施術をお控えいただく場合があります。
- 妊娠中または授乳中の方
- 日焼けしている、または日焼けする予定がある方
- 施術前に施術部位の手術を受けた方
- アスピリンアレルギーの方
- 肝斑がある方
- 施術部位に炎症や傷がある方
- 体内に金属や医療機器が入っている方
- 悪性腫瘍が疑われる方
※アクアクリーン(アクアピーリング)について
- 当院で使用しているアクアクリーンミニは、国内では医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。
- 当院では医師の判断の下、個人輸入しています。医学的知見のない個人輸入は推奨していません。
- 国内の承認医薬品等の有無について、他に同程度の性能を有する国内承認医療機器はありません。
- 詳細は、以下のリンクからご覧ください。
料金
アクアピーリング |
初回トライアル | 9,900円 |
---|---|---|
1回 | 14,300円 | |
3回コース | 39,600円 |
※ 価格表示はすべて税込となります。
※ 初回トライアルは初めての方のみ。
毛穴の黒ずみを除去するためには、毎日のクレンジングや洗顔など、スキンケアが大切です。
また生活習慣を改善することは、体の内側からケアすることにもつながります。
当院では毛穴の黒ずみや肌のハリ・ツヤを改善するため、アクアピーリングをはじめ、さまざまな施術を行っています。
気になる症状のある方は、お気軽に当院へご相談ください。