ネス駒沢クリニックからのスタッフコラムColumn

目の下の脱脂で脂肪を取りすぎるとどうなる?くぼみ・老け見えを防ぐポイント

2026.09.24目の下のクマ・たるみ取り

目の下のふくらみやクマを改善する方法のひとつに、目の下の脂肪を取り除く「脱脂」があります。一方で「脂肪を取りすぎて目の下がくぼんだ」「かえって老けて見えるようになった」といった情報を目にし、不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

目の下の脱脂は、脂肪を多く取れば取るほど効果が高まるわけではありません。必要以上に脂肪を取り除くと、目の下のくぼみや影が目立ち、かえって疲れた印象につながることがあります。

もともとの脂肪量やクマの原因を見極め、目元全体のバランスを考えて適切な量を除去することが大切です。

この記事では、目の下の脱脂で脂肪を取りすぎるとどうなるのか、取りすぎに注意したいケースや後悔を防ぐポイント、取りすぎたと感じた場合の修正方法まで詳しく解説します。

脱脂を検討している方や「脂肪を取りすぎたかもしれない」と不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

目の下の脱脂で脂肪を取りすぎるとどうなる?起こりうるリスクとは

目の下の脱脂は、ふくらみの原因となっている脂肪を取り除く治療です。しかし、必要以上に脂肪を取り除くと、目の下のボリュームが不足し、かえってくぼみやシワなどが目立つことがあります。

ここでは、目の下の脂肪を取りすぎた場合に起こりうる変化と、起こりうるリスクについて詳しく解説します。

目の下がくぼみ、疲れた・老けた印象になる

目の下の脂肪を必要以上に取り除くと、ボリュームが不足し、くぼみが目立ちやすくなります。とくに、もともと目の下から頬にかけて「ティアトラフ」と呼ばれる溝がある方は注意が必要です。

脂肪を取りすぎると、目の下のボリュームが減ることで、もともとあったティアトラフとの高低差が目立ちやすくなります。すると、溝に影ができてクマが濃くなったように見えたり、目元全体がくぼんで見えたりします。[1]

その結果、目の下のふくらみは改善しても、やつれた印象や疲れた印象、老けた印象につながる可能性があるでしょう。

脱脂では単にふくらみをなくすのではなく、目の下から頬にかけてのバランスを考えながら、適切な量の脂肪を取り除くことが大切です。

シワ・たるみがかえって目立つ

脱脂で取り除くのは目の下の脂肪であり、たるんだ皮膚までなくなるわけではありません。

もともと皮膚のたるみや小ジワがある場合、脂肪によるふくらみがなくなることで余った皮膚が目につき、シワやたるみがかえって目立つことがあります。

とくに加齢による皮膚のたるみが強い場合は、脱脂だけでは希望する仕上がりにならない可能性もあります。

目の下の状態によっては、脱脂だけではなく、皮膚のたるみに対する治療も含めて検討することが大切です。

左右差や凹凸が気になることがある

目の下の脂肪の量やふくらみ方には、もともと左右差があります。そのため、左右から同じ量の脂肪を取り除いたとしても、必ず左右対称に仕上がるわけではありません。

また、脂肪を取りすぎたり一部の脂肪が残ったりすると、部分的なくぼみやふくらみが生じ、凹凸が気になることもあります。

自然な仕上がりを目指すには、もともとの左右差や目の下から頬にかけての形を確認しながら、除去する脂肪の量を調整することが重要です。

目の下の脱脂で取りすぎに注意したいケース

目の下の脱脂が適しているかどうかは、脂肪の量や皮膚のたるみ、クマの原因などによって異なります。

目元の状態によっては、脱脂だけでは十分な改善が得られなかったり脂肪を取りすぎたりすることで別の悩みが目立ったりすることもあるでしょう。

ここでは、目の下の脱脂で取りすぎに注意したいケースについて解説します。

もともと目の下の脂肪が少ない

もともと目の下の脂肪が少ない方は、脱脂によって取り除ける脂肪の量も限られます。

目元がすっきりしている方や、加齢によってボリュームが減っている方などは、脂肪を取りすぎるとさらにボリュームを失い、くぼみや影が目立ちやすくなるためです。[1]

脱脂を行う際は、現在のふくらみだけを見るのではなく、もともとの脂肪量や目の下から頬にかけてのボリュームも確認する必要があります。

ティアトラフが強い

ティアトラフとは、目の下から頬の境目にできる溝のことです。ティアトラフが目立つ方は、目の下の脂肪を取り除いても、溝が十分に改善しないことがあります。

さらに脂肪を取りすぎると、もともとあったティアトラフが相対的に目立つ可能性もあるでしょう。[1]

そのため、ティアトラフが目立つ方では、脂肪を取り除くだけでなく、凹凸をどのように整えるかまで考えて治療法を選ぶことが重要です。

皮膚のたるみや小ジワが強い

目の下のふくらみに加えて、皮膚のたるみや小ジワが目立つ方は、脱脂だけで十分な改善を得られないことがあります。脱脂で取り除けるのは脂肪であり、余った皮膚はそのまま残るためです。

脂肪によるふくらみがなくなったことで、これまで目立たなかった皮膚の余りやシワが気になるケースもあるでしょう。

たるみが強い方には、皮膚側から切開して余分な皮膚と脂肪を取り除く「目の下のたるみ取り」など、別の治療法が適している場合もあります。

脱脂が適しているかどうかは、脂肪の量だけでなく、皮膚のたるみや小ジワの程度も含めて、医師と相談しながら検討するとよいでしょう。

クマの原因が脂肪以外(茶クマ・青クマ・黒クマ)

目の下のクマは、必ずしも脂肪のふくらみだけが原因とは限りません。クマには以下のようにいくつかのタイプがあり、複数の要因が重なって目立っているケースもあります。[2]

  • 茶クマ:色素沈着が関係する「色素性」
  • 青クマ:血管などが関係する「血管性」
  • 黒クマ:目の下のふくらみや溝などが関係する「構造性」

脱脂は、目の下の脂肪によるふくらみを改善するための治療です。そのため、色素や血管などがクマの主な原因であれば、脂肪を取り除いても期待したほどクマが改善しない可能性があります。

脱脂を検討する際は、脂肪によるふくらみがどの程度影響しているのかを診察にて確認してもらいましょう。

目の下の脱脂治療で後悔しないためのポイント

目の下の脱脂で後悔を防ぐには、脱脂を受けること自体ではなく、自分のクマの原因や目元の状態に合った治療を選ぶことが重要です。また、同じ脱脂でも、脂肪をどの程度取り除くかによって仕上がりは変わります。

ここでは、治療を受ける前に知っておきたい3つのポイントを紹介します。

クマの原因を正しく診断してもらう

脱脂で後悔しないためには、目の下の脂肪がクマの原因になっているのか、どの程度の脂肪を取り除く必要があるのかを施術前に見極めてもらうことが重要です。

目の下のふくらみが気になっていても、実際にはティアトラフや皮膚のたるみ、色素など、複数の要因が影響していることもあります。

状態を確認せずに脱脂を行うと、クマが十分に改善しなかったり脂肪を取りすぎてくぼみが目立ったりする原因になりかねません。

脱脂だけでなく脂肪注入やハムラ法も検討する

目の下のクマに対する治療法は、脱脂だけではありません。脂肪によるふくらみやくぼみ、皮膚のたるみなど、目元の状態に応じてさまざまな方法が選択されます。

脱脂は目の下の余分な脂肪を取り除く方法です。一方、ハムラ法では眼窩脂肪を移動させ、目の下から頬にかけての凹凸を整えます。

ボリュームが不足している部分には、脂肪注入やヒアルロン酸注入などで補う方法もあります。

実際に、下まぶたの美容外科手術は脂肪を切除する方法だけでなく、脂肪を移動・温存したり、ボリュームを補ったりする方法へと発展してきました。

それぞれ適応やダウンタイム、リスクが異なるため、脱脂だけに絞らず、自分の目元に合った方法を比較して選ぶことが大切です。

目元全体のバランスを考えて治療してくれるクリニックを選ぶ

目の下の脱脂は、脂肪をたくさん取るほどきれいに仕上がる治療ではありません。過剰に脂肪を取り除くと、ティアトラフが目立ったり目の下がくぼんで骨ばった印象になったりすることが報告されています。[1]

そのため、現在では脂肪を単純に取り除くだけでなく、必要に応じて脂肪を残す・移動するなど、目の下から頬にかけての形を整える考え方が重視されています。[3]

クリニックを選ぶ際は、脱脂のメリットだけでなく、取りすぎによるリスクやほかの治療法についても説明してくれるか確認しましょう。

また、ふくらみだけを見るのではなく、くぼみや皮膚のたるみ、頬とのつながりまで含めて治療を提案してもらえるかもポイントです。

ネス駒沢クリニックでは、顔全体のバランスを確認しながら必要な量の脂肪を少しずつ除去しています。施術中には適宜体を起こし、目の下のふくらみや左右差を確認するため、仰向けの状態だけで仕上がりを判断することはありません。

実際の見え方も確認しながら除去量を調整し、取りすぎを避けた自然な仕上がりを目指しています。

目の下の脱脂で取りすぎても修正できる?

術後は腫れなどによって見え方が変化するため、まずは経過を確認する必要があるでしょう。

一方、時間が経ってもくぼみや凹凸が残る場合には、状態に応じて修正治療を検討できることもあります。ここでは、脱脂後の経過と主な修正方法について解説します。

術後すぐは判断できない

術後の腫れや内出血は2〜3日程度がピークとなり、1〜2週間かけて徐々に落ち着きます。また、経結膜脱脂の一般的なダウンタイムは1週間程度ですが、完成形となるのは3か月後が目安です。

そのため、術後数日の見た目だけでは、脂肪を取りすぎたかどうかを正確に判断するのは難しいでしょう。

ただし、強い痛みや腫れなど気になる症状がある場合や、仕上がりに不安を感じる場合は、施術を受けた医療機関へ早めに相談してください。

ヒアルロン酸注入で改善できることがある

脱脂後に脂肪を取りすぎて目の下がくぼんだ場合は、ヒアルロン酸注入によって不足したボリュームを補う方法があります。

くぼんだ部分にヒアルロン酸を注入することで、目の下から頬にかけての凹凸をなだらかにし、影を目立ちにくくします。

切開を伴わず、くぼみの程度に合わせて注入量を調整できる一方、効果は永久ではありません。時間の経過とともに徐々に体内へ吸収されます。

ただし、くぼみの程度や目元の状態によっては、ヒアルロン酸だけでは十分な改善が難しく、別の治療法が適していることもあります。

状態によっては別の治療を検討する

脱脂後の状態によっては、ヒアルロン酸以外の治療が選択肢になります。

たとえば、ボリュームが不足している場合は脂肪注入、目の下の凹凸が目立つ場合はハムラ法、皮膚の余りが目立つ場合は皮膚切除などが検討されます。

どの方法が適しているかは、残っている脂肪の量や皮膚のたるみ、凹凸などによって異なるため、医師が目元の状態を確認したうえで判断します。

ネス駒沢クリニックの特徴と治療の流れ

当院では、一人ひとりの目元の状態を丁寧に確認し、脱脂だけに限定せず、状態に合わせたクマ取り治療を提案しています。

ここでは、当院のクマ取り治療の特徴と、カウンセリングから施術までの流れを紹介します。

ネス駒沢クリニックのクマ取り治療の特徴

当院では、日本形成外科学会 形成外科専門医の吉武 光太郎理事長がクマ取り治療を担当しています。

脱脂では「脂肪をできるだけ多く取る」のではなく、目元や顔全体のバランスを見ながら、必要な量を見極めることを大切にしています。また、クマの原因や目元の状態によって適した治療は異なるため、すべての方に脱脂を行うわけではありません。

脱脂だけでは十分な改善が見込めない場合には、脂肪注入やハムラ法なども選択肢に含め、一人ひとりに合った治療法をご提案します。

施術後の経過にも目を向け、気になることがあれば電話やLINEで相談可能です。施術には極細の注射針や電気メスを使用し、術後の腫れや内出血をできるだけ抑えられるよう配慮しています。

クマ取り治療の流れ

当院のクマ取り治療は、以下の流れで行います。

  1. カウンセリング・診察

まずはカウンセラーと医師が悩みや希望を伺い、目の下のふくらみやくぼみ、皮膚の状態などを確認します。そのうえで、診察結果に応じた治療法をご提案します。

  1. 洗顔

施術前に洗顔を行い、メイクや皮脂汚れを落としていただきます。

  1. 術前の写真撮影

施術前の状態を記録するため、カルテ保存用の写真を撮影します。モニター契約をされていない場合、写真を外部に公開することはありません。

  1. 手術

手術は仰向けの状態で行いますが、途中で適宜体を起こし、目の下のふくらみや左右差などを確認しながら進めます。患者さんにも鏡で仕上がりをご確認いただきます。

  1. 冷却

手術終了後は患部を冷却し、院内で少しお休みいただきます。

  1. 術後の写真撮影

最後にカルテ保存用の写真を撮影し、施術は終了です。

クマ取り治療の料金

クマ取り治療は、公的保険が適用されない自由診療です。当院では、目の下のふくらみや皮膚のたるみなどを診察し、一人ひとりの状態に合わせて治療法をご提案しています。

当院のクマ取り治療の料金は、以下のとおりです。

手術内容通常価格モニター価格
下眼瞼のクマ取り・たるみ取りまぶたの裏側からの脱脂242,000円(税込)198,000円(税込)
下眼瞼のたるみ取り+脱脂皮膚側からの脱脂396,000円(税込)352,000円(税込)
ハムラ裏ハムラ・表ハムラ496,000円(税込)
ミッドチームリフト220,000円(税込)
上記施術料に加え他院修正+55,000円(税込)
笑気麻酔5,500円(税込)
吉武医師指名料55,000円(税込)
院長以外指名料費用はかかりません
脱脂注入0円(無料)

※ 価格表示はすべて税込表示です。

※モニター価格の適用には、写真撮影やWEBサイトへの掲載などの条件がございます。詳しくはカウンセリング時にご相談ください。

クマ取り(目の下の脱脂)に関するよくある質問

目の下の脱脂について、取りすぎによる影響やリスク、施術後のメイクなど、気になる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、クマ取り(目の下の脱脂)に関するよくある質問にお答えします。

クマ取りで目の下の脱脂をしすぎる(過剰脱脂)とどうなりますか?

目の下の脂肪を必要以上に除去すると、ボリュームが不足してくぼみが目立つことがあります。ティアトラフ(目の下から頬にかけての溝)や影が強調され、疲れた印象や老けた印象を与えてしまう可能性もあるでしょう。

また、皮膚のたるみやシワ、左右差、凹凸などが気になる場合もあります。

目の下の脱脂は危険ですか?

目の下の脱脂は、適切に行われれば過度に危険性の高い治療ではありませんが、手術である以上リスクはあります。

腫れや内出血、左右差、感染のほか、脂肪を取りすぎると目の下がくぼむ可能性もあります。

こうしたリスクをできるだけ抑えるには、クマの原因や目元の状態を確認し、脱脂の適応や除去する脂肪の量を適切に判断することが大切です。

脱脂手術後にメイクはできますか?

経結膜脱脂法の場合は、施術翌日からメイクが可能です。ただし、脱脂とあわせて目の下のたるみ取りを行った場合は、抜糸後の約1週間後からとなります。

施術方法によってメイクを再開できる時期が異なるため、術後は医師の指示に従いましょう。

目の下の脱脂で取りすぎた脂肪は自然に戻りますか?

一度取り除いた眼窩脂肪が、自然に元の状態へ戻ることは基本的に期待できません。

ただし、取りすぎによるくぼみが気になる場合でも、ヒアルロン酸や脂肪注入などによってボリュームを補えることがあります。

修正が必要かどうかや適した治療法については、くぼみの程度や残っている脂肪などをもとに医師が判断します。

クマにお悩みならネス駒沢クリニック 形成外科・皮膚科・美容までご相談ください

目の下の脱脂は、脂肪によるふくらみや影を改善する治療法のひとつです。しかし、脂肪を必要以上に取り除くと、目の下がくぼんだり、ティアトラフやシワが目立ったりして、かえって疲れた印象や老けた印象につながることがあります。

大切なのは、脂肪をできるだけ多く取り除くことではありません。クマの原因や脂肪の量、皮膚のたるみ、目の下から頬にかけてのバランスを確認し、必要な治療を選ぶことが重要です。

脱脂だけでは十分な改善が見込めない場合には、脂肪注入やハムラ法など、ほかの治療法が適していることもあります。

ネス駒沢クリニックでは、日本形成外科学会 形成外科専門医の吉武 光太郎理事長が目元の状態を診察し、一人ひとりに合わせたクマ取り治療をご提案しています。

脱脂を行う際も、顔全体のバランスを確認しながら必要な量を見極め、自然な仕上がりを目指しています。

「脱脂で脂肪を取りすぎないか不安」「自分のクマにはどの治療が合っているのかわからない」という方は、まずはお気軽にネス駒沢クリニックへご相談ください。

参考

[1]Lower Eyelid Blepharoplasty: A Procedure in Evolution – PMC

[2]Clinical analysis and classification of dark eye circle – PubMed

[3]Orbital Anatomy for the Surgeon – PMC

クマ取り治療について

目の下の脱脂は、公的医療保険が適用されない自由診療です。

・主なリスク・副作用
腫れ、内出血、痛み、むくみ、感染、左右差、凹凸、目の下のくぼみ、傷跡、仕上がりの変化などが生じる可能性があります。

本院情報

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