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眉下切開と眼瞼下垂手術の違いとは?メリット・デメリットも解説

2024.09.12脱脂

「年々目元が下がってきて老けて見える…」

「目の上のたるみが目立って自信が持てない…」

目元が下がる、目の上のたるみを改善する方法として、眉下切開(まゆしたせっかい)や眼瞼下垂(がんけんかすい)の手術があります。しかし、どちらが自分に適しているのか迷っている方は少なくありません。

ここでは、眉下切開と眼瞼下垂手術の概要、主な違いやメリット・デメリット、費用やリスク・副作用などについて詳しく解説します。ぜひ、自分に合った施術を見つける参考にしてください。

眉下切開とは

眉下切開とは、目の上のたるみや重たい印象を改善するための手術です。ここでは、眉下切開の特徴や適応症例について解説します。

眉下切開の特徴

眉下切開は眉毛のすぐ下の皮膚を切開し、余分な皮膚や脂肪・筋肉を取り除く日帰り手術です。切開線は眉毛の下に隠れるため、術後の傷跡が目立ちにくいことが特徴です。

眉毛の位置を変えずに自然な仕上がりが期待できるため、二重の幅が広がりまぶたがすっきり見えます。

眉下切開の適応症例

眉下切開は、以下のような方に適しています。

  • 加齢による目の上のたるみに悩んでいる方
  • 上瞼の重たい印象が気になる方
  • 視界が狭くなってきた方

眉下切開のリスク・副作用

むくみ、痛み、内出血、左右差、シワの出現、傷跡、皮膚の盛り上がりなど

眼瞼下垂手術とは

眼瞼下垂手術の特徴

眼瞼下垂手術は、上まぶたが垂れ下がり視界が狭くなっている状態を改善する手術です。まぶたを持ち上げる筋肉である眼瞼挙筋を修正することで、まぶたの位置を正常に戻し、視界を広げることが可能です。

目元の印象も若々しくなるため、見た目の面でも大きな効果が期待できます。

眼瞼下垂手術の適応症例

眼瞼下垂手術は、以下のような方に適しています。

  • 上まぶたのたるみや上まつ毛の生え際の垂れ下がりによって視界が狭くなり、日常生活に支障をきたしている方
  • 慢性的な肩こりや頭痛を引き起こしている方
  • 加齢による目元の変化で、目が開けにくいと感じている方

眼瞼下垂施術のリスク・副作用

むくみ、痛み、内出血、左右差、兎眼、傷跡、ドライアイなど

眉下切開と眼瞼下垂手術の主な違い

眉下切開と眼瞼下垂手術には、切開位置やダウンタイムなどに違いがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

切開位置と方法

眉下切開

眉毛の直下の皮膚を切開し、たるみを作り出している余分な皮膚を切除して縫合するため、手術直後でも傷は目立ちにくいことがメリットです。まぶたを直接触らないため、目の形状を大きく変えることなく、自然な仕上がりが期待できます。

眼瞼下垂手術

通常まぶたの二重ラインに沿って直接切開するため、手術直後の傷は目立ちやすくなりますが、まぶたを持ち上げる筋肉(挙筋)の調整も行うため、目の開きが変わり眼力が強くなります。

改善できる症状の違い

眉下切開

上まぶたのたるみを改善し、目元を引き締めたり、二重の幅を元の二重の幅にみせることが主な目的です。特に、瞼のたるみがあり、二重がかぶさってきて狭くなってきた方や目元が重く感じる方に適しています。

眼瞼下垂手術

眼瞼挙筋の機能低下による目の開きの悪さを改善し、視界を広げる効果があります。まぶたが下がり視界が狭くなっている方や、目の疲れが気になる方に適した手術です。

ダウンタイムの比較

眉下切開

ダウンタイムは比較的短く、約1週間で抜糸が可能です。内出血が発生することもありますが、通常1〜2週間で吸収されます。

傷跡は眉のラインに隠れるため目立ちにくく、傷の部分以外は翌日からメイクが可能です。

眼瞼下垂手術

大きな腫れや内出血の改善に、通常1〜2週間は要します。細かな腫れは3〜6ヶ月程度続くことがありますが、最終的な傷跡は目立ちにくくなります。

眉下切開と眼瞼下垂手術のメリット・デメリット

眉下切開と眼瞼下垂手術のメリットとデメリットを比較してみましょう。

眉下切開

メリット

眉下切開の大きなメリットは、上まぶたのたるみを自然な見た目で解消できることです。切開位置が眉のすぐ下にあるため、手術後の傷跡は眉毛に隠れ目立ちにくいのが特徴です。

手術により目元が引き締まり、若々しい印象を与えることが期待できます。ダウンタイムが比較的短く、日常生活への影響が少ない点も魅力です。

デメリット

中等度以上の眼瞼下垂を伴わない場合、眉下切開は自由診療となり保険適用外です。個人差はありますが、術後に傷跡が残るリスクもあります。

ただし、ネス駒沢クリニック 形成外科・美容では、丁寧な手術を行っているため、これまで大きなトラブルが起こったことはありません。

眼瞼下垂手術

メリット

眼瞼下垂手術のメリットは、保険適用が可能な場合があることです。視界が狭くなり日常生活に支障をきたしている場合、保険適用の対象となります。

手術により視界が広がり目の開きが改善されるため、生活の質の向上が期待できます。

デメリット

眼瞼下垂手術は、見た目の印象が変化するため注意が必要です。まぶたを切開する手術であるため、術後の腫れや内出血が目立つ可能性があり、回復までの期間には個人差があります。

眉下切開と眼瞼下垂手術:自己判断は難しいため、医師に相談を

手術を選択する際、自己判断は大変難しいため、専門医へ相談しましょう。

自己判断は難しい

眼瞼下垂や目元のたるみの症状についての自己判断は、かなり難しいといえます。鏡で見ても、実際の症状の程度や原因を正確に把握することは困難です。

また、眼瞼下垂と単なる目元のたるみを区別することも専門知識がないと判断しにくい場合があります。さらに、症状が軽度の場合や長年かけて徐々に進行した場合は、本人が気づきにくいこともあります。

医師への相談が重要

専門医への相談は、適切な治療方法を選択する上で非常に重要です。医師は詳細な診察を行い、症状の程度や原因を正確に判断します。

当院では、眉下切開と眼瞼下垂手術のどちらが適しているか、個々の症例に応じた専門的なアドバイスをしています。患者さまの状態や希望・ライフスタイルなどを伺い、丁寧なカウンセリングと詳細な診断の上で治療を決定することが重要です。

悩んでいる方は、まずはお気軽にご相談ください。

眉下切開と眼瞼下垂手術についてのよくある質問

Q:眉下切開はどのくらい効果が持続しますか?

A:眉下切開は主に皮膚のたるみを改善するため、加齢とともに再度たるみが生じる可能性がありますが、数年でもとに戻るということはありません。

効果を持続させるためには、日焼けしない擦らないなどのケアが推奨されます。

Q:眉下切開後に眉毛の位置が変わることはありますか?

A:眉下切開により、眉毛の位置が下がる可能性があります。ただし、適切な技術で行われれば、自然な仕上がりになるよう調整されます。

手術前のカウンセリングで医師と相談したりたるみを取りすぎないことが重要です。

Q:眉下切開と眼瞼下垂施術は同時に受けられますか?

A:症状や希望に応じ両方の手術を組み合わせることで、より効果的な結果が得られる場合があります。ただし、かなり腫れたり、個々の症例によって適切な方法が異なるため、医師との詳細な相談が必要です。

眉下切開と眼瞼下垂手術の費用

眉下切開の費用

眉下切開は、公的保険が適用されない自由診療です。

※価格はすべて税込表示

上眼瞼のたるみとり通常価格:275,000円(税込)モニター価格:242,000円(税込)

吉武医師(指名料)33,000円(税込)

眼瞼下垂手術の費用

眼瞼下垂手術は、公的保険が適用される場合があります。保険適用されるのは、中等度から重度の眼瞼下垂で、機能改善目的に限られます。

一方、見た目の改善目的の場合は、保険適用外となります。

保険適用の場合(両目)

3割負担40,000〜50,000円(税込)
1割負担15,000円前後(税込)

保険適用外の場合(両目)

両目473,000円(税込)
笑気麻酔(ガス麻酔)5,500円(税込)

眉下切開と眼瞼下垂手術のリスク・副作用と注意点

眉下切開のリスク・副作用・注意点

眉下切開では、術後に腫れや内出血、痛みが生じる可能性があります。通常1〜2週間で改善しますが、まれに傷跡が目立つ可能性や感染症のリスクもあります。

ダウンタイム中は傷口のケアを適切に行い、感染を防ぐための注意が必要です。

眼瞼下垂手術のリスク・副作用・注意点

眼瞼下垂手術では、術後に腫れや内出血が発生することが多く、一時的に視界に影響を与える場合があります。手術後に左右の目の開きが不均一になることや、見た目の印象が変化するリスクも考慮する必要があります。

術後の感染症、まれに目の乾燥や違和感、痙攣が続くことも報告されているため、施術前にリスクを理解し、医師と十分に話し合うことが重要です。

眉下切開か眼瞼下垂手術かでお悩みの方はネス駒沢クリニック 形成外科・美容へ

当院では、高い技術力がある形成外科専門医が手術を行い、専門的な知識と豊富な経験により眉下切開や眼瞼下垂手術を行っています。特に眉下切開においては、他院で切開した後の傷跡修正も承っています。

患者様お一人お一人の状態や希望に合わせた治療を行い、自然で美しい仕上がりを目指しています。目の上のたるみに悩んでいる方や眉下切開か眼瞼下垂手術かで迷っている方は、ぜひ一度カウンセリングを受けてみてください。

当院の受診方法は、こちらをご確認ください。

【ネス駒沢クリニック 形成外科・美容|吉武光太郎 監修】

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