開き毛穴が治らないのはなぜ?顔の毛穴を引き締める正しい治療方法
2022.11.02毛穴・美肌
「毛穴が開いてファンデーションのノリが悪い」「凸凹肌で人目が気になる」と開き毛穴は男女問わず多いお悩みの一つです。
今回は開き毛穴の原因や治療法などを詳しくご紹介します。
開き毛穴の原因は?
開き毛穴のタイプ別の原因と対策についてご紹介します。
「過剰な皮脂分泌」による開き毛穴
皮脂分泌が過剰になると、毛穴が閉じずに、常に毛穴が開いている状態になります。
このタイプは、皮脂分泌がさかんな思春期から30代までに多く、普段からニキビができやすい人に多いです。
皮脂分泌が過剰になることで、皮脂が毛穴の出口を押し広げ毛穴の開きが起こります。
対策
- 余分な皮脂のオフ
- 毛穴の引き締め作用のある保湿
過剰な皮脂分泌による開き毛穴は、油分と水分のバランスが大切です。
べたつきが気になるからとゴシゴシこする過度な摩擦や、使用量を減らした保湿ではかえって皮脂の分泌が過剰になる場合があります。
刺激の強すぎない洗顔料を使用し、優しく汚れを取り除いてしっかりと保湿をしましょう。
ビタミンC誘導体を成分とした化粧水などを使用することで皮脂の分泌をおさえることができます。
「角栓詰まり」による開き毛穴
古い角質や皮脂、汚れが角栓となり、毛穴に詰まっている状態です。
空気に触れることで酸化するため黒ずんで見えることもあります。
角栓が詰まると毛穴が拡張して開き毛穴になるだけでなく、汚れが詰まりやすくなり、お肌のザラつきやニキビなどのトラブルにつながることもあります。
対策
- 詰まった角栓の除去
- 新たに詰まらないためのケア
まずは毛穴に詰まった角栓を取り除く必要があります。
いつものクレンジングや洗顔に加えて、酵素洗顔料などを使用するのがおすすめです。
角栓を除去した後は新たに作らないための予防も大切です。
角栓の詰まりは肌の生まれ変わりサイクルであるターンオーバーの乱れも原因となりますので、毎日のスキンケア、食生活や生活習慣も意識してみましょう。
「加齢」による開き毛穴
しずくの形に似た楕円状に広がった状態の開き毛穴は、加齢による真皮のたるみが原因です。
肌がたるむと同時に毛穴も下がり、タテに伸びるためしずくのような楕円形をしています。
対策
- 水分補給
- ハリツヤにアプローチするスキンケア
加齢による開き毛穴は、乾燥やコラーゲンの減少などが原因となるため、普段から積極的な水分補給を行い、コラーゲンやエラスチンなどを配合した高保湿の化粧水を使用するのがおすすめです。
開き毛穴のタイプを分類しましたが、原因は一つではなく、複合的な要因が重なっている場合も少なくありません。
毛穴は一度開いてしまうとセルフケアが難しくなりますので、普段から予防することが大切です。
開き毛穴が悪化するNG習慣は?
- 洗いすぎ
- 擦りすぎ
- 角質ケアパックの多用
- 熱いお湯での洗顔
- 保湿不足
摩擦などの刺激はお肌トラブルにつながりやすいため、顔を洗う時にゴシゴシこすったり、角栓が気になるからと剥がすタイプの角質ケアパックを頻繁に行ったりすると、毛穴の開きがかえって悪化する可能性があります。
熱いお湯での洗顔や刺激の強い洗顔料は、皮脂を取りすぎてしまい乾燥するため、皮脂分泌が過剰になり開き毛穴につながります。
また、角層の水分が不足することでより毛穴が目立ちやすくなるため、使用量を守った保湿の徹底とこまめな水分補給をしましょう。
効果的に改善をめざすならクリニックでの治療がおすすめ
一度開いた毛穴はセルフケアで完全に目立たなくするのは難しく、開き毛穴が治らない方や、より効果的に改善をめざしたい方はクリニックでの治療がおすすめです。
当院で行っている開き毛穴治療
当院では医師が一人ひとりの肌の状態を診察した上で、それぞれの毛穴の症状や原因に合った治療を行います。
アクアピーリング
アクアピーリングは、特殊な形状のチップによる水流と2種類の薬液、美容成分を含んだ保湿剤の塗布により、クレンジング・ピーリング・美容液導入の3つのケアを同時に行える治療です。
毛穴の開きの原因となる汚れや角質・角栓の除去、ニキビの改善などにより透明感のある美肌に導く治療です。
アクアピーリングの副作用とダウンタイム
治療中に肌のヒリヒリ感を覚える方がいます。
また治療後は、肌の乾燥や赤み、かゆみ、むくみ、ニキビの悪化などが起こる可能性があります。
通常は1~3日以内に治まります。
マッサージピール
毛穴の開きやたるみ毛穴に効果的なマッサージピールは、ピーリング剤を、肌をマッサージしながら薬剤を塗布してコラーゲンの生成を促進する治療です。
マッサージピールは真皮層にはたらくことが特徴で、お肌のハリのアップや美白効果が期待できます。
マッサージピールの副作用とダウンタイム
ダウンタイムはほとんどない痛みの少ない治療法です。
肌のヒリヒリ感や赤みが生じたり、軽度の皮むけや赤みが数日間続いたりする場合があります。
まれに軽度の色素沈着や腫れを起こすことがあります。
ピコフラクショナル
ピコフラクショナルは、レーザーを細かい点状に照射し、真皮のコラーゲンやエラスチンを増加させる治療です。
本来人間が持つ自然治癒力を利用して新しい皮膚への再生を促す肌質改善治療で、毛穴の開き、しわ、にきび跡に効果を発揮します。
肌質改善・肌の若返りをしたい方にもおすすめです。
ピコフラクショナルの副作用とダウンタイム
照射には多少の痛みを伴うため、麻酔クリームを使用します。
照射後は赤みが出ますが、3時間程度でかなり落着き、24時間で消失することが多いです。
料金表
アクアピーリング | 顔 | 初回トライアル | 9,900円 |
---|---|---|---|
1回 | 14,300円 | ||
3回 | 39,600円 |
マッサージピール | 顔 or 首 or デコルテ | 初回トライアル | 16,500円 |
---|---|---|---|
1回 | 27,500円 | ||
5回 | 82,500円 | ||
背中(上or下半分)、二の腕外側、ヒップ、お腹の妊娠線 | 初回トライアル | 26,400円 | |
1回 | 33,000円 | ||
手の甲と指、脇 | 初回トライアル | 16,500円 | |
1回 | 27,500円 |
ピコフラクショナル | 全顔 | 初回トライアル | 27,500円 |
---|---|---|---|
1回 | 44,000円 | ||
5回 | 165,000円 |
開き毛穴の治療はネス駒沢クリニックへ
当院では形成外科専門医がお一人おひとりのお肌の状態を丁寧に診察した上で、最適な治療をご提案します。
開き毛穴が治らない方、セルフケアで改善が難しい方はまずはお気軽にご相談ください。