目の下のたるみを取り除く脱脂手術について
2022.03.07目の下のクマ・たるみ取り
当院の脱脂手術と目の下のたるみ取り
目の下の皮膚がたるんでくると、疲れた印象や、人によっては老けた印象も与えてしまいます。
目の下のたるみは眼球が下に下がることで、目の下にある眼窩脂肪の一部が前に押し出されてしまうことで現れてくる状態です。
原因は次の2つが考えられます。
- 眼球を支えるロックウッド靭帯などがゆるむ
- 加齢などで肌のハリが失われてしまう
当院ではこのような目の下のたるみには、2種類の治療法で対応しています。
脱脂手術(経結膜脱脂)
たるみやクマの原因となっている目の下の眼窩脂肪を取り除く手術です。
手術は仰向けの状態で行い、適量の眼窩脂肪を取り除いた後に、座った状態で表情を確認します。
こうすることで、取り除いた眼窩脂肪の量が適切かどうか確認することができます。
眼窩脂肪のふくらみが残っていなければ手術は終了となります。
一方、取り残しがあれば再び眼窩脂肪を取り除きます。
また、目の下の凹み感が強い方は、脂肪を注入して調整します。
当院では、局所麻酔を追加投与しながら手術を行いますが、人によっては目の奥が押されているような痛みを感じます。
止血しながら行うため、内出血を最小限に抑えることができます。
脱脂手術と目の下のたるみ取り
脱脂手術によって目の下の眼窩脂肪を取り除くと、たるみやシワがより目立つことが稀にあります。
皮膚の伸びが強かった場合、あるいは長く放置していた場合などにこのような症状が現れます。
そのため当院では、脱脂のみではたるみやシワが目立ちそうな方には、目の下のたるみ取りも同時に行う手術をお勧めすることがあります。
目の下のたるみ取り(下眼瞼切開 + 経皮的脱脂)手術は下記の手順で行います。
- 目の縁から3〜5㎜ほど下方を目尻に向けてへの字に切開する
- ふくらみの原因となっている脂肪を取り除く
- 座った状態で脂肪の切除量が適切か確認し、必要なら追加切除する
- 余った皮膚と眼輪筋の一部を除去する
- 縫合したら手術は終了となる
脱脂手術がおすすめな方
脱脂手術は下記のような方がおすすめです。
- 目の下のたるみをなくしたい
- 目の下のクマを解消したい
- 疲れているような目元の印象を変えたい
- 目の下のふくらみが気になる
脱脂手術をすることでこれらの悩みが解消される可能性があります。ぜひご相談ください。
NES駒沢クリニックで脱脂手術をするメリット
当院で脱脂手術を行う場合、さまざまな特徴がありますが、下記のようなメリットが患者様から喜ばれています。
表情を確認しながら手術を行う
眼窩脂肪を除去した際に、座った状態で表情を確認します。
これによって脂肪の取り残しや取り過ぎを防いでいます。
脂肪注入は必要時のみ行う
眼窩脂肪を取り除いたあとにくぼみが強い場合は、脂肪を注入する方法があります。
しかし脂肪を注入しなくても改善が見込める場合は、脂肪注入を行いません。
ダウンタイムを最小限にするための工夫
当院では腫れや内出血などのダウンタイムを最小限にするために、極細の針や電気メスを使用しています。
ご希望に応じて縫合時(下眼瞼切開を行う場合)に透明の糸を使用することもできます。
遠方の方から選ばれるほど技術力が高い
当院には遠方からも手術に訪れる患者様がいます。
口コミなどで当院の評判を聞き、当院での治療を希望して来院してくれています。
施術後1カ月間はLINEでの相談が無料
患者様が気軽に相談できるようにLINEでの無料相談を受け付けています。
手術後の気になる状態や副作用などに対応するため、安心して手術をお受けいただいています。
脱脂手術を受ける前後の流れ
脱脂手術を受ける際、手術当日も含め、下記のような流れで進みます。
診察・カウンセリング
目の下のたるみやクマの状態などを医師が診察し、手術法や脂肪注入の必要性などを判断します。
その後、スタッフがカウンセリングを実施します。
手術の予約
手術を希望される場合は、受付で予約をお申し込みいただきます。
希望日を伺い、可能であれば手術の予約は完了となります。
手術当日
手術の時間になったら局所麻酔を行い、手術を始めます。
怖さを感じたくない場合は、笑気麻酔をオプションで追加することが可能です。
手術後
手術が終了した後は冷却を行い、問題がなければお帰りいただけます。
冷却は状態にもよりますが、通常は数分間で問題ありません。
アフターケア
手術の後で気になることや不安なことは、1カ月間LINEで受け付けています。
返信にお時間をいただくこともありますが、お気軽にご相談ください。
料金
当院での施術料金は、下記の通りです。
項目 |
円(税込) |
|
---|---|---|
下眼瞼の脂肪取り |
脱脂(目の裏から) | 242,000円 |
ハムラ法 | 495,000円 | |
下眼瞼のたるみ取り+脱脂(表から) |
297,000円 |
副作用
脱脂手術および目の下のたるみ取りは外科的手術です。
そのため下記のような副作用があること、また注意点をご理解いただくようにお願いいたします。
疼痛
切開を伴う手術ですので、痛みが残ることがあります。
1〜2週間~1ヶ月程度、目を動かした時や圧迫した時などに違和感のような痛みが続きます。
腫れ
まったく腫れない方もいますが、むくみやすい人は腫れやすいようです。
その場合、手術の翌日から1週間程度腫れることがあります。
出血
約1週間は涙のように目から頬を伝う程度の出血のほか、鼻からの出血も稀にあります。
就寝中は特に擦れるなどで出血しやすいため、1週間はタオルを敷いて就寝することをおすすめしています。
内出血
経結膜脱脂法を行った場合、内出血が約1割の方にみられます。
麻酔を打つ際に、表面からはわからないような血管に触れてしまうことが原因です。
通常は、約2週間で黄色くなり、徐々に目立たなくなっていきます。
また目の下のたるみを除去する手術を行った場合に発生した内出血も約2週間で黄色くなり、目立たなくなっていきます。
血腫
手術した部位に血が溜まると、固まって血腫になることがあります。
大きさにもよりますが、体内に吸収されていくのが通常です。
ただし塊が大きい場合は、傷口を開いて血腫を取り除きます。
シコリ感
脂肪注入をした場所に違和感を感じることがあります。
このシコリ感は慣れてくると、気にならなくなる方がほとんどです。
脱脂手術に関するよくあるご質問
Q1手術をした場合、傷跡は目立ちますか?
経結膜脱脂法は、まぶたの内側を切開して眼窩脂肪を取り除きます。
そのため皮膚の表側には傷は残りません。
一方、目の下のたるみを除去する手術は、切開した傷跡が赤く残ります。
ただし、徐々に目立たなくなり、6カ月後にはほとんど分からないようになるのが通常です。
Q2治療中の痛みはありますか?
手術開始時に局所麻酔を行います。
そのため注射時の痛みがあります。
また眼窩脂肪を取り除くため、手術中は目玉を押されているような感覚もあります。
人によっては重い痛みと感じることもあります。
Q3抜糸をするのはいつですか?
経結膜脱脂法で行った場合は、縫合をしませんので抜糸の必要もありません。
目の下のたるみを除去する場合は下まぶたの表面を切開して縫合します。
そのため約1週間後に抜糸をすることになります。
Q4手術の後はお風呂に入れますか?
手術後、洗顔・シャワー浴は翌日から可能です。
バスタブへの入浴は1週間後からになります。
メイクは翌日からしていただけますが、目の下のたるみを除去した場合(下眼瞼切開)は、傷の近くは約1週間後の抜糸以降に可能になります。
まずはお気軽にご相談ください