ネス駒沢クリニックからのスタッフコラムColumn

失敗したくない「ほくろ除去」の選び方。炭酸ガスレーザーと保険治療(切開)の違いを形成外科医が解説

2026.03.11イボ・ホクロ

「顔にあるこのほくろ、ずっと気になっているけれど、取ったあとの傷跡が心配……」
「皮膚科に行けばいいの?それとも美容外科?保険はきくのかな?」

ふと鏡を見るたびに気になる「ほくろ」。

除去したいと思っても、いざとなると治療方法やダウンタイム、費用のことが不安で、なかなか一歩を踏み出せないという方は少なくありません。

実は、ほくろ除去は「どの方法で取るか」だけでなく、「いかに最小限のダメージで処置するか」という医師のこだわりが、仕上がりの美しさを大きく左右します。

本記事では、形成外科・皮膚科の視点から、炭酸ガスレーザーや保険適用の切除手術の違い、そして「跡をきれいに消すためのポイント」を分かりやすく解説します。

あなたの悩みを解消するヒントがきっと見つかるはずです。

ほくろ除去の主な3つの治療法とメリット・デメリット

ほくろを除去する方法は、主に3つあります。それぞれに特徴があり、ほくろの状態によって最適な方法が異なります。

①【炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)】跡が残りにくく、仕上がりが最もきれい

水分に反応するレーザーで、ほくろの組織を一瞬で蒸散させて除去します。周囲の組織へのダメージを最小限に抑えられるため、「とにかく跡をきれいに治したい」という方に最も推奨される方法です。

②【電気メス(電気焼灼)】手軽だが、赤みが長引きやすい傾向も

熱エネルギーでほくろを削り取ります。
レーザーに比べて熱が周囲に広がりやすいため、術後の赤みが強く出たり、長引いたりすることがあります。

③【メスによる切除手術(保険適用)】再発を防ぎ、大きなほくろにも対応

ほくろを根元から切り取り、細い糸で縫い合わせる方法です。
再発のリスクが極めて低く、取り除いた組織を詳しく調べる「病理検査」ができるのが大きなメリットです。

レーザーか切除か?あなたにぴったりの治療法の選び方

「結局、私はどっちの方法がいいの?」と迷われる方も多いでしょう。判断のポイントは大きく分けて2つあります。

  • サイズによる基準: 一般的には5mm程度までがレーザーの適応とされることが多いですが、当院では形成外科的な技術を駆使し、1cm程度までであればレーザーでの治療を検討します。
  • 悪性のチェック: 見た目で悪性の疑いがある場合や、1cmを超える大きなほくろの場合は、レーザーで削るとかえって「へこみ」が目立つリスクがあるため、切除手術をおすすめしています。

【形成外科医のこだわり】傷跡を「目立たせない」ための技術

当院では、形成外科専門医として「ただ取るだけではない、美しい仕上がり」にこだわっています。

レーザー治療でのこだわり: 最も重要なのは、「削りすぎないこと」と「形を整えること」です。
細胞を取り切るギリギリの深さを見極め、周囲と馴染むように滑らかに削ることで、数ヶ月後にはどこにほくろがあったか分からないほどの仕上がりを目指します。

切除手術でのこだわり: 手術の場合、RSTL(リラックス・テンション・スキンライン)」と呼ばれる、皮膚が本来持っているシワの方向に沿って切開します。
このラインに合わせることで、術後の傷がシワと同化し、白い線のような跡もほとんど目立たなくなります。

術後の経過(ダウンタイム)と、きれいに治すためのセルフケア

治療後のケアが、仕上がりの50%を決めると言っても過言ではありません。

  • レーザー後: 約10日間、傷を保護するテープを貼っていただきます。
          その後、数ヶ月かけて赤みが引き、肌色に馴染んでいきます。
  • 切除後: 1週間後に抜糸を行います。その後、約1年かけて傷跡が白く落ち着いていきます。

【共通の注意点】

どの場合も、「徹底した日焼け対策」が不可欠です。

新しい皮膚は非常にデリケートなため、紫外線を浴びると色素沈着を起こしやすくなります。

日焼け止めやテープを活用し、大切に肌を保護しましょう。

ほくろ除去の費用目安について

切除手術

悪性疑いなど医学的な理由がある場合は保険適用となり、サイズによりますが3割負担で1万円前後(検査費用別)が目安となります。

レーザー・電気メス

原則として自費診療となります。当院での治療料金は以下の通りです。

炭酸ガスレーザー

ほくろ・脂腺増殖症・血管腫(血管腫は3mmまで)≦3mm8,800円
3.1<~≦513,200円
5.1<~≦1016,500円
いぼ1mmにつき2,200円

ほくろ除去後の症例

症例① 炭酸ガスレーザーでの除去

FQA(ほくろ除去に関するよくある質問)

治療は痛いですか?

どちらの治療も、最初に行う局所麻酔の際だけチクッとした痛みがありますが、術中に痛みを感じることはありません。
麻酔も極細の針を使用し、できるだけ痛みを抑える工夫をしていますのでご安心ください。

1日で何個まで取れますか?

自費診療(炭酸ガスレーザー)の場合、基本的に個数制限はありませんが、お顔にたくさんの保護テープを貼ることになるため、日常生活に支障がない範囲(5〜10個程度)を一度に処置される方が多いです。

ほくろが再発することはありますか?

レーザーや電気メスの場合、ごく稀に深部の細胞が残って再発する可能性があります。その場合も、当院では再治療を含め責任を持って対応いたします。
切除手術の場合は、根元から取り除くため再発はほとんどありません。

まずはカウンセリングで「安心」から始めましょう

ほくろが1つなくなるだけで、顔の印象はパッと明るくなり、鏡を見るのが楽しくなるものです。

「ずっと悩んでいたけれど、もっと早く取ればよかった」と仰る患者さまもたくさんいらっしゃいます。

当院では、医学的な視点での「悪性チェック」を丁寧に行った上で、患者さまのご希望に合わせた最適な治療法をご提案します。

まずはカウンセリングで、あなたの不安をお聞かせください。

ご予約・診療案内

  • 診療時間:10:00〜18:00(水・日曜休)
  • 予約方法WEB予約電話予約LINE予約
  • アクセス:駒沢大学駅徒歩1分(東京都世田谷区上馬4-5-6ネスグローバルビル2F)

患者様ご来院マップ

患者様ご来院マップ

ネス駒沢クリニックは、東京都世田谷区上馬4丁目5-6に位置し、東急田園都市線「駒沢大学駅」より徒歩1分の便利な場所にあります。このアクセスの良さから、世田谷区内だけでなく、渋谷区、目黒区、品川区、中央区、港区、杉並区、中野区、新宿区など、広範囲から多くの患者様がご来院されています。

さらに、クリニックの周辺には渋谷駅、恵比寿駅、自由が丘駅、世田谷駅、上町駅、松陰神社前駅、若林駅、西太子堂駅、都立大学駅、学芸大学駅といった主要な駅が多数あり、幅広い地域からのアクセスが非常に良好です。

また、東急田園都市線沿線の渋谷駅、三軒茶屋駅、二子玉駅、用賀駅、駒澤大学駅、桜新町駅、溝の口駅、池尻大橋駅、青葉台駅、たまプラーザ駅にも接しており、遠方からの患者様にも便利です。

加えて、大田区、千代田区、豊島区、文京区、練馬区、台東区、江東区などの都内各地から、そして川崎市や横浜市などの神奈川県からも、多くの患者様がご来院されています。

上記の地域で目の下の脱脂、目の下のクマ取り、目の下のたるみ治療、シミ取り治療、医療脱毛、形成外科・皮膚科をお探しの方は、お気軽にネス駒沢クリニックへご相談ください。

記事執筆者
代表理事 吉武 光太郎

一般社団法人SMAPPY 代表理事

吉武 光太郎よしたけ こうたろう

資格・所属学会

  • 形成外科医
  • 日本形成外科学会
  • 日本美容外科学会
  • 日本褥瘡学会

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